ミュージカルではまだ観ていないのですが,ぜひ観たいと思っていた「オペラ座の怪人」,映画化されたと聞き,さっそく封切り初日に観に行きました(感想を書くのが遅くなりましたが).久々に満員の映画館,やはり女性客が多かったです.和服の女性もいて(映画のためかは知りませんが),気合はいっているなぁ,と感心しました.
物語は,廃墟と化したオペラ座で,老紳士と老いたマダムがオークションに参加する場面から始まります.オペラ座に縁のある品々が出品され落札される中で,いよいよあのシャンデリアが登場.迫力のあるテーマ曲と共に,シャンデリアは光を取り戻し,天上へ上昇します.そして,画面はモノクロからカラーの回想シーンへと展開.物凄い迫力!この映画のクライマックスはここではないかと思うほど,ゾクゾクしました.
全編を通して,音楽と舞台装置・美術が素晴らしかったです.フルオーケストラなのだそうで,音響のいい映画館で豪華な音をぜひ楽しみたいところ.ミュージカル映画なので,台詞の大部分が歌なのですが,役者さん達の歌唱力もあり,ミュージカルと映画を同時に楽しんでいる気分でした(ミュージカルが苦手な人には苦痛かもしれませんが).そして,映像がまさにファンタジーの世界.煌びやかな舞台上の世界も,怪人の闇の世界もどちらも美しいのですが,特に,クリスティーヌがオペラ座の地下にある怪人の住まいへ導かれる場面は,幻想的でうっとりしました.
加えて,クリスティーヌ役のエミー・ロッサムが,とてもよかったです.17歳という彼女の年齢が,少女の可憐さと女性の色気の双方を醸しだし,なんとも魅力的,とくに,口を半開きにしている表情にはドキドキしてしまいました(「デイ・アフター・トゥモロー」では,色気は感じなかったのですけど).クリスティーヌの友人,メグ・ジリー役のジェニファー・エリソンもおきゃんな可愛らしさがあり,いい味を出しています.
気になったことは,マスカレードの場面で,なぜクリスティーヌとラウルは仮面をつけていないのか,クリスティーヌの服装は雪の中で寒くないのか.それから,TVやDVDで日本語吹き替え版を作るのかも気になります.個人的には,字幕の映画で観るのが一番いいように思います.
さて,ラストシーン・・・はネタばれになるので書きませんが,ミュージカルとはエンディングが違うようです.怪人の愛が切なくて,泣けました.本当はブロードウェイで観たいけど,まず劇団四季の東京公演を観に行こうかしら,と思ったのでした.
おまけ・こちらのページもお暇でしたら見てくださいませ.
http://homepage2.nifty.com/chu-sroom/cinema_talk.html
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