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January 17, 2006

三井記念美術館

三井記念美術館会館記念特別展Ⅱ「日本絵巻」を見てきました。

この美術館は、建物自体が国の重要文化財というシロモノ。昭和初期の洋風建築で、外観、エレベーターホールや各展示室、お手洗い、各所にヨーロッパと昭和初期の雰囲気が漂っています。

美術館が所蔵する美術工芸品は、茶道具を中心に約3700点、うち国宝6点、重要文化財20点を含むのだとか。三井財閥、よほど金があったのだなぁと、貧乏人根性で考えます。
手前の展示室に、茶道具のコレクションの一部が展示してあり、形や色の妙とともに、それぞれの茶陶の持つエピソードにため息が出ました。

さて、メインの「日本絵巻」。特別出品の日本橋繁盛絵巻『熈代勝覧』(ドイツ・ベルリン東洋美術館蔵)は、とにかく見ていて飽きません。老若男女、町人、武士いろいろな人、いろいろな店が描かれており、家で暇な時にずっと眺めていたいような、眺めているうちに江戸時代にタイムスリップしちゃいそうな絵巻でした。ウォーリーを探せ、江戸絵巻バージョンができるかもしれません。他にも浮世絵等の江戸時代の作品が多数展示され、江戸情緒を満喫しました。

視覚の次は味覚ということで、ミュージアムカフェへ。外に置いてあるメニューを見ると、コーヒー1杯がけっこう高い(値段は忘れましたが。。。)。ガラス張りの店内にお客さんの姿は見えず、しばし躊躇しましたが、結局メニューの「湯葉プリン 金時豆」(700円)に惹かれて入りました。
さて「湯葉ぷりん 金時豆」、700円の価値はありました。山吹色にも金色にも見えるガラスの上品な器に入っており、塗り物の匙が添えられています。上にはお約束の金粉。カラメルソースはゼリー状に固められており、カラメルソース部分とプリン部分の間に、金時豆が入っています。味はなんとも不思議。見た目はプリン、味もプリンなのにほのかに湯葉の味がして、時々湯葉の舌触り。豆乳プリンのようなクセはなく、とても上品。和と洋の融合、まさに三井記念美術館にふさわしい(??)甘味でした。

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三井美術館のチケットを再度もらったので、 昨日見に行った。 今の企画展は「日本橋絵巻」 展示室1、2は前回同様陶器室だったので、軽く見た。 その後の部屋は企画の日本橋絵巻で、じっくり周って見てみた。 一番混みあっていたのは長い絵巻物の「熈代勝覧...... [Read More]

Tracked on February 12, 2006 at 06:58 PM

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