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October 01, 2006

功名が辻:第39回「秀吉死す」

今回は役者さん達の演技に見入ってしまいました。

まずは柄本秀吉殿。死期の迫った老人の演技、見ていてかなりコワイのですが、でも見ずにはいられないその上手さ。ドラマ『功名が辻』では、けっこう皆さんあっさりとお亡くなりになっていたように思うのですが、猿殿は引っ張りましたね。彼のしつこさが表現されているように思いました。

浅野寧々様はこれまであまり好きじゃなかったのですが、今回はぐっときました。「上様がわしの腕を掴んであの世に連れて行こうと・・・」と怯える秀吉殿をしっかりと抱きしめます。「夢にございます。寧々はどこにも行きませぬ」にはうるっとしました。
秀吉殿の辞世の句

つゆとおちつゆときえにしわがみかな
なにわの事もゆめの又ゆめ

に対する「うちの人にしてはよい出来じゃ」にも、秀吉殿への愛情や二人で生きた時代への感慨のようなものを感じました。

対照的なのは、茶々様。弱っている猿殿をどんどん精神的に追い詰めていきます。「猿、市である」にはゾッとしました。母子二代に渡る執念、復讐だったのでしょう。

そして、家康殿。長政に秀吉崩御の知らせを聞き、なんとも表現し難いリアクションを示します。襖を開ければ朝日。はだけた寝巻きに紫の褌。「長かった。まったまったまった………」西田家康殿、かなり強烈でした。

ひっそりと送られる秀吉殿の棺を見送る石田殿も、印象的だったなぁ。

唐沢利家殿のこととか、山内家の跡取り問題とか、千代の側室大作戦とか、そのあたりは他の方の記事を読んで楽しませていただきたいと思います。


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Comments

今回はなんだか化け物屋敷を見ているような感じでした。
こ、怖い・・・。

Posted by: ryi | October 01, 2006 at 09:22 PM

>ryiさま

遊園地にこんな化け物屋敷のアトラクションがあったら・・・
想像するだけでコワいかもT0T

Posted by: ヒロ子 | October 01, 2006 at 09:24 PM

こんばんは!
柄本秀吉の演技サイコーに冴えわたってました。
もう千代も一豊もどーでもよかったです。
それにしても淀は怖い!
こんなのに引っかかったら世も末です。

Posted by: ぱるぷんて海の家 | October 01, 2006 at 09:49 PM

ひっそりとした葬儀・見送る三成は印象的でした。あの誠実な三成に、まっすぐな一豊が味方したりしたら、少しは歴史が変わるんじゃないかと思ってしまったてれすどん2号です。

Posted by: てれすどん2号 | October 01, 2006 at 10:21 PM

私も今回は、とにかく柄本さんの見事さに魅入られました。
すごくイヤ~な感じが出てましたね。
寧々も、私も今回初めて好感持って見れました。

でも、あの老人、62才にしてはボケすぎな気も。。。(^^;)
あれじゃ100才近いお爺さんみたい。。。

Posted by: くう | October 01, 2006 at 10:48 PM

怖かったですね。 淀君の気持ちもわからないでは ないけど。  それにしても 市である! は 怖かった。

柄本さんと 西田さんの名演技に脱帽ですね。

Posted by: 真珠夫人 | October 01, 2006 at 11:48 PM

秀吉の最後の醜態、とても人間臭さがあってよかったと思います。
あの時代の60歳の老い方ってあんなものでしょうか。
淀殿の言葉は怖かったですね。
後ろにあった蝋燭が効果抜群でした。

山内家に関しては私の所ででもお楽しみください。

Posted by: さくらこ | October 02, 2006 at 06:14 PM

>ぱるぷんて海の家さま

千代と一豊、霞みましたねぇ・・・

淀、顔はめちゃめちゃ可愛いですからね。
女はコワイです、ハイ。


>てれすどん2号さま

石田三成に一豊が味方したら、ですか!?
面白い見方ですね!
でも、一豊くんじゃ、どの程度お役に立てるか(あら、失礼)。


>くうさま

柄本秀吉殿のすごくイヤ~な感じは、ホントお見事でしたよね!
そうそう、62歳にしては老け過ぎだとは思いました。
でも人生50年の時代だから、そんなものなのかなとも思ったり^^;


Posted by: ヒロ子 | October 02, 2006 at 09:07 PM

>真珠夫人さま

いらっしゃいませ。

淀に市が乗り移ったのでしょうか。
死にかけている老人に、ふつうあんな意地悪はできないですよね。
考えた脚本家氏もオソロシイです。。。


>さくらこさま

本当に秀吉殿の最期は人間臭かった。
あそこまでの醜態は、あまり大河ドラマにはないのではないでしょうか。
演出も脚本もスゴイです。コワイです。

山内家の話を読みにこれから伺いますね^^


Posted by: ヒロ子 | October 02, 2006 at 09:11 PM

こんばんは。

浅野ねねさまは、いい味だしてますよね~。

何か女性からの支持が集まりそうなぐらい
名演技です。

また淀の悪魔ぶりが対照的だから
キワ立つのかもしれませんね。

Posted by: 「感動創造」 | October 03, 2006 at 12:35 AM

>「感動創造」さま

浅野寧々様は柄本猿殿に負けないくらい、熱演でしたね。
やはりベテランの俳優さんは違うな~とつくづく思いました。

淀君は小悪魔じゃなくて、本当に悪魔ですね。
くわばらくわばら。

Posted by: ヒロ子 | October 03, 2006 at 10:06 PM

なんだか凄い回でした。
これまでの淀のイメージを受け継ぎつつ
新たな淀像が生まれたような気がしました。

すごかったです。

Posted by: ルビー | October 03, 2006 at 11:28 PM

>ルビーさま

淀さまは魔性の女のイメージはありましたけれど、
たしかにここまでコワイ淀さまは初めてかもしれません。

凄いの一言につきますね。

Posted by: ヒロ子 | October 04, 2006 at 08:03 PM

もうね・・・・・家康のあのシーンが全てでした!
西田さん以外でハマる人なんてイヤしませんヨ、ホンマ。。(^^;
柄本さんの秀吉も “キモさと凄み” が相まって、なんとも言い難い独特の雰囲気を醸し出してましたよね~(b^ー°)

最初は 「ちょっと年齢が・・・・」って感じのベテラン俳優さん達が、今になってググッ!!!! と活きてきた感じでしょうか☆

Posted by: 桔梗屋 | October 06, 2006 at 11:17 AM

>桔梗屋さま

キモカワイイではなく、キモスゴイですね^^;

織田信長殿の最期も独特で舘さんならではでしたが、
今回の秀吉殿の最期も、家康殿の褌(!!)も柄本さん、
西田さんの持ち味を十分生かした(??)脚本でしたね。

まぁ、個人的には若くてカッコイイお兄ちゃんが
いっぱい出てくる「新撰組!」の方が好みですが(爆)

Posted by: ヒロ子 | October 06, 2006 at 08:02 PM

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