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January 19, 2007

『ウェブ人間論』

家から東京へ電車(新幹線も含めて)で行くと、最速で片道3時間弱かかります。なので、いつも本を持って電車に乗ります。今回は自由なランナーさんが紹介していた『ウェブ人間論』(梅田望夫 ・平野啓一郎 著 新潮社) を持って行きました。

新幹線の後ろの席に座った知的なおじさん(スイマセン)と青年が、私のようなインターネット依存傾向の人間が聞き耳を立てたくなるようなちょっとマニアックで刺激的な話をしていて、なんとなく2時間聴いてしまった、そんな感じでした。例えば、”SNS(Social Networking Service)やブログをやっている人達には現状に満足していない人が多いと思われる”なんて言われちゃうと、どちらもやっている私としては耳がおっきくなっちゃう訳です。
面白いのはこの二人、青年がわりとインターネットに関してネガティブな視点で、おじさんがめちゃめちゃポジティブな視点で話をしていること。「第二章 匿名社会のサバイバル術」の中で、青年はブログに書かれている印象と実際に会って喋る印象とのギャップを「齟齬」と表現するのに対して、おじさんは「ああ、この人ってこんなすごいところがあったんだ」「こんな違う面もあったんだ」(p81)と思うと反論する、など。

心の中で賛成したり反論をしたりしながらお二人の議論を聴き、自分はなぜブログを書くのか、自問自答していました。「食う♪読む♪歩く♪」は公開型の覚書のようなつもりで始めましたが、現在はブログを通して様々な方とお知り合いになり、情報交換もさせていただいているわけで。
答えはまだ出ませんが、ウェブと共に私自身も進化していきたいなぁ、と思ったのでした。

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Comments

こんにちは。
TBありがとうございます。
>新幹線の後ろの席に座った知的なおじさん(スイマセン)と青年が、私のようなインターネット依存傾向の人間が聞き耳を立てたくなるようなちょっとマニアックで刺激的な話をしていて、なんとなく2時間聴いてしまった
うまい表現ですね。ほんとそんな感じの本でした。
私としては、平野さんにとても興味を持ちました。いづれ、彼の小説にトライしてみたです。
私も、ブログは単身赴任生活を家族に連絡するためにはじめたのですが、いつもまにやらあらぬ方向にいっております。

Posted by: 自由なランナー | January 21, 2007 at 02:02 PM

>自由なランナーさま

面白い本を紹介していただき、ありがとうございました。
自由なランナーさんのブログを見ていなければこの本は読んでいないと思いますので、あらぬ方向の情報も歓迎です♪

平野さんの小説は『日蝕』しか読んでいないのですが、『日蝕』はスゴイ(としか表現できません^^;)ですよ。

Posted by: ヒロ子 | January 21, 2007 at 04:43 PM

私は現状に満足していないからネットに填っているのだろうか??

と、時々自分でも心配になってみたり・・・。

Posted by: ハナ | February 03, 2007 at 01:22 PM

>ハナちゃん

思い当たる節があると、気になりますよね~^^;

まぁ、もちろんそれだけではないわけですが。

Posted by: ヒロ子 | February 03, 2007 at 03:51 PM

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