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March 11, 2007

風林火山:第10回 「晴信謀反」

いろいろな人間の思惑が交錯する、それが戦国時代。
しかし予備知識の少ない私には、登場人物と情報量の多さにかなり疲れます。

大事なお使いの途中でグレていた勘助に出会ったデンベエ。晴信から義元への書状を運ぶなんて、デンベエ、偉くなったものです。続いて現れたのは井原。ただ荒れ寺で飲んだくれているだけなのに、主人公のもとには都合よく情報がもたらされるものですね。

駿河では、久々の雪斎、寿桂尼、髪が伸びて髷を結っている義元トリオが、晴信と信虎のどちらを預かるか思案しています。雪斎の助言もあり「話の分かる若輩の晴信に大恩を売る」方向で決めた義元。寿桂尼さまの「信虎と枕を並べるのは身の毛がよだつ」に雪斎の「枕を並べることはござりませぬぞ」のツッコミは笑えました。

甲斐では晴信の謀反の計画が水面下で着々と進んでいます。甘利達に計画を話す板垣。晴信の器を計りかねている二人に板垣は言いました。「我らが水になって晴信様という器を満たしてやればよい」と。つまり、まだ晴信という器は十分ではないということなのですね。さすが守役だからこそ言える台詞です。

ごそごそと動き始めた勘助、晴信が信虎を追放する計画を立ち聞きします。「タケダハルノブ」、勘助の目に光が戻りました。勘助、起動!

真田殿が城を捨てて落ちるエピソードはうるっときましたが、省略。

そしてついに、信虎が甲斐から追い出される時が来たのです。
義元からのお誘いの書状に、何の疑いも抱かなかった信虎はわずかな供を連れて駿河へ向かったのでした。今まで嫌なエロ爺だと思っていたものの、いざ追い出されるとなるとお気の毒です。ここまで武田家を大きくしてきたのは、やはり信虎なのでしょうから。諸行無常…あぁ、無情…。

最後に、信虎を迎えに行く役目は勘助にというオチ。
おあとがよろしいようで。


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Comments

こんばんは!
史実になると勘助出番少なくなりますね。
謀反の説得のシーンがよかったです。
来週信虎はどんな姿で去っていくのか楽しみです。

Posted by: ぱるぷんて海の家 | March 11, 2007 at 09:38 PM

>ぱるぷんて海の家さま

重臣達は、晴信についていくというより、板垣についていくといった感じだったのかな、と思いました。
勘助って史実にはあまり残っていないのでしょうか?
どう絡めるか、脚本家殿の腕の見せ所ですね。


Posted by: ヒロ子 | March 11, 2007 at 10:00 PM

親子対決とうとうピークです。来週は、すごいことになりそうでよね。勘助と信虎、初お目見えです!
勘助の怒り爆発振りをみたいものです。

Posted by: 今日感 | March 11, 2007 at 10:06 PM

>今日感さま

来週、勘助と信虎、対面するのですよね!?
どうなるのか、今からドキドキです。


Posted by: ヒロ子 | March 11, 2007 at 10:16 PM

私も真田殿の演説には、ちょっとウルっと来ました。。。
来週は、勘助、一騎打ちしちゃうんでしょうかね~(^_^;)
早まりすぎな気もしますが。。。

Posted by: くう | March 11, 2007 at 10:21 PM

はじめまして。

先週、勘助から生きる気力を奪ったのも晴信ならば、
今週、勘助の気力を取り戻したのも晴信。

この二人がどのような主従になっているのか、
非常に楽しみです。

Posted by: まきまき | March 11, 2007 at 11:17 PM

「枕を並べる」へのツッコミは雪斎だけでなく、全国各地で同時に実施でしょう(笑)私もビックリしました・・・。

Posted by: うさ | March 12, 2007 at 12:34 AM

義元、雪斎、寿桂尼の腹黒トリオの密談シーン、笑えました。

戦国の世とはいえ、子が親を追放とはよく考えるとほんと惨い話ではありますよね。

Posted by: shiro_taka | March 12, 2007 at 02:28 AM

まぁ、一応主役ですから・・・。
何かしら絡まないと・・・。

Posted by: ryi | March 12, 2007 at 06:29 AM

>くうさま

真田さま、素敵でしたよね。
あんな上司についていきたい♪
勘助、やはり信虎に向かって斬りかかったのでしょうか?
う~ん、気になる~。


>まきまきさま

はじめまして。いらっしゃいませ♪

晴信と勘助、だいぶ運命的に描かれていますよね。
すぐに家臣になるのではなく、出会ってからもさらに悩んで
勘助は晴信に仕えることになるのですから、
いろいろな思いがあっての仕官なのでしょうね。
本当に、どうなって主従になるのか、楽しみです^^


Posted by: ヒロ子 | March 12, 2007 at 07:28 AM

>うささま

寿桂尼さま、育ちのいい、天然な方なのでしょうね^^;
それにしても、寿桂尼さまで笑いをとるというところに、
脚本家氏の腕を感じます。


>shiro_taka さま

義元、雪斎、寿桂尼のトリオ、漫画的でいい味ですよね。

寿桂尼さまが、子どもを追い出そうとする信虎にも、親を追い出そうとする晴信にも、嫌悪を感じるのは理解できます。
寿桂尼さま、純粋な人なのでしょうね*^^*


>ryiさま

歴史上の主役級ではない人々を主役に歴史ドラマを描くって、
難しいのかもしれませんね~。
まぁ、ツッコミどころもないと寂しいので、ちょうどいいですけど^^

Posted by: ヒロ子 | March 12, 2007 at 07:41 AM

板垣がいなかったら、ここまで謀反の話は進んで行ったのかな。
やっぱり彼の存在は大きいですね。
寿桂尼と雪斎の今回のようなボケツッコミは今後も期待!
また時々見せて欲しいものです^^。

Posted by: さくらこ | March 12, 2007 at 04:12 PM

>さくらこさま

>板垣がいなかったら、ここまで謀反の話は進んで行ったのかな。
本当にそうですね。と言うか、板垣がいなかったら、今の晴信はなかったでしょうし。
まさに心の父であったのでしょうね。

時々ピントのズレたことを言う寿桂尼さまですが、
義元も雪斎も仲間はずれにしないところがいいですよね(笑)

Posted by: ヒロ子 | March 12, 2007 at 05:38 PM

一応駿河にも信虎の悪行の噂は届いているんですね。
あのシーンは寿桂尼さまの嫌がる気持ちがよく伝わってきました~。
女性として、信虎の悪行はほんと気持ち悪い!って感じです。

Posted by: ルビー | March 12, 2007 at 09:12 PM

>ルビーさま

そうなんですよ、「枕を並べる」は極端だとしても、
同じ屋根の下にいるだけで、近くにいるだけでキモチワルイ!!
ってことなのですよね。
噂って尾ひれがついて、すごいことになっているのかもしれないし。

Posted by: ヒロ子 | March 13, 2007 at 07:42 AM

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