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April 01, 2007

風林火山:第13回 「招かれざる男」

武田家へ仕官したとはいえ、歓迎されていない男、山本勘助。

まずは家臣団との対決です。
「ここは戦場ではない」と館での勝負を延期させた勘助。翌日、寒々とした池の辺で勝負をすると思いきや、「死角に回られては自分が不利」と、鬼美濃に戦場ではなく船上での試合を申し出ました。勘助の口車に乗ってしまった鬼美濃。源吾郎の漕ぐ舟で池の真ん中に浮かべられた舟へ向かう二人(雪景色に小舟という舞台設定が美しい)。勘助が無人の舟に移ったと同時に、切りかかる鬼美濃。勘助は鬼美濃の剣を避け、池の水しぶきで鬼美濃の目をくらませて、舟に穴を開けて源吾郎の舟に飛び移ります。実は泳げなかった鬼美濃。沈みかかる舟上で負けを認めたのでした。
この勝負を許した晴信の意図を、自分が騙り者ではないことを家臣団に示せということだと理解した勘助は、舟の上から「兵は詭道なりっ!」と高らかに演説したのでした。

ちょうど同じ時期、晴信の次男が疱瘡にかかり失明してしまいます。たまたま勘助を見かけた三条夫人は、勘助の左目が疱瘡によって失明したことを聞き、次郎君の失明は勘助が原因であるかのように忌み嫌ったのでした。
次郎君の失明と勘助の登用とが偶然にも重なっただけなのに、このこと(と信虎追放もあるようですが)でラブラブだった晴信と三条夫人の間に見えない亀裂が入ったようで切ないです。

三条夫人の態度に傷ついた様子の勘助でしたが、与えられた屋敷に帰れば、タキチ家族がお出迎え。明るく楽しいタキチ家族に、勘助の気持ちも楽になるのでした。愛情とか信頼とかそういう温かい関係に飢えている勘助にとって、タキチ家族は救いとなるのでしょう。

関東管領・上杉家が甲斐・信濃攻めを決めたよう。真田幸隆は、諏訪殿は、そして由布姫の運命は!
といったところで、来週へ続くのでした。

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Comments

せっかく家臣団に何となく迎えられる雰囲気になったのに
奥方様から嫌われるなんて。。。

>ラブラブだった晴信と三条夫人の間に見えない亀裂が入ったようで切ないです。

この先も響くんでしょうかね。
勘助の存在は。

Posted by: くう | April 01, 2007 at 09:51 PM

こんばんは!
三条夫人からすれば
勘助は疫病神か悪魔のような存在だったのでしょうね。
チョットお気の毒な気もしますが。

Posted by: ぱるぷんて海の家 | April 01, 2007 at 09:53 PM

>くうさま

三条夫人にしてみれば理屈だけでは説明できない、
感情であったり第六感であったりそんなものがあったのかもしれませんね。
この先も勘助の存在は、晴信と三条夫人の仲に影響するのでしょうか。
だとしたら、辛いです・・・。


>ぱるぷんて海の家さま

本当に疫病神か悪魔を見るような目でしたものね。
勘助、タイミングが悪すぎます。
でも理由を知らない勘助にとっては、また見かけで判断された、
みたいに思ったでしょうね。お気の毒です。

Posted by: ヒロ子 | April 01, 2007 at 10:10 PM

 こんばんは。
 「兵は詭道なりっ!」私は、はしゃぎすぎに見えたのですが、ひねた見方なのでしょうか?反省、反省。
 それより三条夫人との今後の関係が気になります。勘助は由布姫びいきでしょうからねぇ。

Posted by: 悪七兵衛景清 | April 01, 2007 at 10:25 PM

>悪七兵衛景清さま

「兵は詭道なりっ!」私も、やりすぎだとは思いました。

聞くところによりますと、勘助が晴信に由布姫を紹介するのだとか?!
だとすれば、三条夫人の悪い予感は的中ですよね・・・

Posted by: ヒロ子 | April 01, 2007 at 10:33 PM

ヒロ子さん、こんにちは!
三条夫人と勘助・・・このあたりからもう、かみ合わない関係であることが、出始めてましたね~。
後々まで因縁が続くわけですが、それにしても・・・また間が悪かったですよね。。。
次男が疱瘡で苦しんだときに、疱瘡で片目を失った勘助がやって来る・・・。
何とも・・・これは宿命的な相反する関係のように感じます。。。

Posted by: りっきー | April 02, 2007 at 04:00 PM

ヒロ子さま
こんばんは。昨日は突然宅のPCがぶっ壊れてしまって、お邪魔できませんでした・・・おまけにいくらTBトライしてもやっぱりダメでしたし・・・(ため息)今PCの機嫌がよさ気なんで、一瞬の隙に伺いました◎

そうか・・・勘助は「由布姫」に懸想してしまうワケですから、「三条夫人」と敵対するような複線を張ったんでしょうかね?でも三条夫人も可哀想といえば、可哀想な人ですよね。
来週も波乱万丈、一時間早い放送ですね。「百鬼」のドラマも終わっちゃいましたよ。

Posted by: なおみ | April 02, 2007 at 07:04 PM

>りっきーさま

お返事遅くなりすいません。

対面する前から三条夫人は勘助を胡散臭く思っていらっしゃるようでしたが、さらに次郎君の疱瘡・・・
三条夫人じゃなくても、あのタイミングでは勘助の左目と次郎君の失明、関連づけてしまうかもしれませんよね。
晴信にとって勘助は必要な人間だったのでしょうけれど、でも三条夫人の立場に立てばやはり招かれざる客ですよね・・・


>なおみさま

お返事遅くなってすいません。
こちらもココログも私自身も不調でして…

勘助は由布姫に懸想しちゃうのですか!?
それで助けるために晴信に勧めるのかしら?
いやな感じですねぇ・・・
三条夫人もきっと何か虫の知らせを感じたのかもしれませんね。

「百鬼」もう終ったのですか!?
なんだか本当に早いですね。

Posted by: ヒロ子 | April 05, 2007 at 05:11 PM

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