« 仙台市天文台 | Main | 麒麟淡麗〈生〉 »

May 06, 2007

風林火山:第18回 「生か死か」

お出かけしていたりなんだりかんだりで、第17回は見逃してしまいました。

高遠を倒し諏訪全土を手中にした武田晴信。武田家では由布姫を側室に迎える迎えないでもめているようです。と言いますか、勘助と晴信だけが側室に迎えたいと思っていて、他の人々は皆さん反対のよう。勘助が姫を生かすために晴信の側室になることを勧めるのは分かるのですが、晴信が側室に迎えたいと望む理由がイマイチ理解できませんでした。たぶん勘助が説明するように、諏訪を治めるには虎王丸ではなく、晴信と由布姫の子が総領となってこそ、武田家に憂いが少なく諏訪の衆も納得する方法と考えているのでしょうけれど。

由布姫に何度も側室になることを勧めに行く勘助。生きたいように生きたいならば、「稚児様をお産みになることです」。これって、昨年度の石田三成と茶々を思い出しました。
マジメに道理を説いて姫を説得しようとする勘助ですが、なかなか姫は落ちません。そこで勘助よりは女心が分かる晴信、わざと(?)へたっぴな歌を贈り姫の心を和ませるのでした。

そして由布姫、運命の一日。
まずは甘利が訪ねて来ます。姫の前に刀を置き、プライドの高い姫を挑発する甘利。甘利が姫に自害をすすめているようですが、実は甘利は命をかけて姫を武田家から遠ざけようとした、と見抜く姫。晴信に少し関心を示します。
「武田晴信とはそれほどのモノですか?」
ここで勘助は、自分の妻が先代に殺されたこと、しかし晴信に諌められたことを告白するのでした。
やがて雨は上がり、由布姫の心にもやわらかな光が差し込むのでした。

甘利が去った後、今度は三条夫人が訪ねて来ます。
禰々が亡くなったこともあり、禰々の代わりに自分が由布姫を慰めに行こうと言い出した三条夫人。自分は正室であるという自信もあったでしょうし、純粋な優しさもあったでしょう。

「そなたが諏訪の姫さんか?
身一つで諏訪よりこの甲斐に来てさぞ嘆いていることであろう」
「いいえ嘆いてはおりません。これもさだめにございまする」
「さだめ?」
ピンとこない感じの三条夫人(この表情が可愛らしい)。が、ここで床の間に掛けられた晴信の歌を見つけてしまうのです。三条夫人の中に、嫉妬心や意地悪な心がムクムクと沸き上がってきたのでした。
「さだめなれば、そなたの心がけ次第でいかようにも愉しめると申すのか。さような恥じらいまで無くすとは、誠に国は滅びたくないもの・・・」

甘利と三条夫人が捨て身で武田家を晴信を守ろうとしていると感じた由布姫。自分だけが無傷でいるわけにはいかないだろう、と武田に入ることを決意したのでした。

由布姫、美しさよりバリバリな目ヂカラが魅力的だと感じた回でした。

そうそう、我らが小山田君。毎回台詞がないのではないかとそわそわさせられます。今回も側室に迎える迎えないの軍議(?)で、最後に発言していましたね。
「姫が親方様をを慕わぬとも分かりますまい」そこまでは良かったけれど、「男女の睦ごとも政と変わりますまい。」
さすが小山田君らしい発言でした。それでは女性にモテますまい?!


Oyamada2

|

« 仙台市天文台 | Main | 麒麟淡麗〈生〉 »

Comments

>さすが小山田君らしい発言でした。それでは女性にモテますまい?!

彼には自信があるんですよ~たぶん(^.^)
政も女も頭と顔さ~♪って感じに見えました(^O^)
由布姫さまの目力、ほんと魅力的です♪
でも、あれで睨まれたら恐いかも、ですね。

Posted by: くう | May 06, 2007 at 10:13 PM

>由布姫、美しさよりバリバリな目ヂカラが魅力的だと感じた回でした

そうですよね。気が強い、というより芯の強さを感じるいい表情でした。ま、そうじゃないと、あんな身の上の境遇やってられません。

Posted by: 今日感 | May 06, 2007 at 10:18 PM

こんばんは~。
小山田さん、実に渋い発言でしたね~。
何ともいえないモノがありますよね☆

今回は、各々の人間模様が垣間見えた、とても見応えのある回でしたね。
来週以降、由布姫がどう立ち向かっていくのか。
様々な人間模様も、気になるところです。

Posted by: りっきー | May 06, 2007 at 10:18 PM

こんばんは!
晴信が側室に迎えたいと望む理由は・・・
タダの勝者の驕りでしょうか。
でも望むことがそのまま実現するのは
気持ちいいでしょうね。
ただし反感もたれるだろうけど。

Posted by: ぱるぷんて海の家 | May 06, 2007 at 10:20 PM

ヒロ子さん、こんばんは。
今回は無事レビューアップですね◎
>晴信が側室に迎えたいという理由が
なんですよね~。「美しい」という噂か、はたまた信虎がうわ言のように「由布姫は良い音色」とか呟いていたのを聞いたからか?勘助が入れ込む理由もイマイチですよね?う~~ん。
で、ですね、相変わらずTBできないんでこれひとつお願します。クラブの方もヨロシクね☆
http://blog.goo.ne.jp/naomi-cat/e/9ac2b4a8723d4dbae3d388b8b236c30d

Posted by: なおみ | May 06, 2007 at 10:23 PM

山梨・郡内出身の
「おれは小山田家の嫡男だ」
といっている小山田さんを知っているのですが(どこまで本とか知りませんが)、
確かになんとなくキャラがかぶっています。

Posted by: ryi | May 06, 2007 at 10:35 PM

>くうさま

なるほど!小山田さまは自信満々なのですね!

>政も女も頭と顔さ~♪って感じに見えました(^O^)
→あはは♪
そこが小山田さまの魅力ですね*^^*

由布姫に睨まれたら・・・コワいっすねぇ~。
やっぱり三条夫人派のわたしです^^;


>今日感さま

あの時代に生き残るには芯の強さが必要ですよね。
家柄がいいからといって、いつまでも幸せが保証される訳でもなく。
まったく「国は滅びたくないもの」です。


>りっきーさま

こんばんは☆
あの台詞は小山田さまだからハマるのですよね♪

人間模様・・・それぞれに信念があり、その信念に従って動いている、
そんな感じでした。
人間模様で思い出しましたが、板垣が由布姫のことをうるさく言い過ぎて諏訪に左遷?されたというところ、なんだかちょっと笑っちゃいました。

Posted by: ヒロ子 | May 06, 2007 at 10:39 PM

>ぱるぷんて海の家さま

勝者の驕りですか。
キツイですね、ぱるぷんて海の家さん…
でもその説明の方が分かりやすいかも^^;
反感は増す一方なのでしょうね。


>なおみさま

相変わらずTB飛びませんか…困りますね。

信虎は姿を見てスケベ心をおこしたわけですが、
晴信は由布姫を見ていないのですよね。
ウワサだけで側室に欲しくなっちゃったとしたら、
ぱるぷんて海の家さんのおっしゃるように勝者の驕りですよね…

明日はクラブに顔を出しますので、よろしくお願いしま~す♪


>ryiさま

>山梨・郡内出身の
「おれは小山田家の嫡男だ」
といっている小山田さんを知っているのですが
→へぇぇ~!

確かになんとなくキャラがかぶっています。
→それはかなり興味深いです!

Posted by: ヒロ子 | May 06, 2007 at 10:54 PM

こんばんは!

おっとりとした感じの三条夫人が晴信作の歌を見た瞬間に態度が豹変した事に驚きました。特に歌を見つけた瞬間の表情が何とも。
「目ヂカラ」VS「表面おっとり」の風林火山版大奥も目が離せなくなりそうですね。

Posted by: 琉河岬 | May 06, 2007 at 11:19 PM

そうそう!
甘利が帰った後に雨が止んで日が差し込んで・・・という演出もステキでしたね☆
お天気も勘助に味方したのかな?

Posted by: うさ | May 06, 2007 at 11:22 PM

コメントありがとうございました♪

>それでは女性にモテますまい?!

小山田君のこのお言葉とキャラが実にマッチしたように感じました♪

今日は雨でムシムシとしていましたが、信玄といえば甲斐・・・・夏はメッチャ暑くなりそう♪

Posted by: ちこりん | May 07, 2007 at 12:26 AM

>琉河岬さま

こんばんは♪

三条夫人、晴信の歌を見て、押し殺していた感情が爆発したように感じました。
まぁ、これみよがしに夫のラブレターがあったら、妻としては当然ムカついて、
いやみの一つも二つも言いたくなるでしょう。

>「目ヂカラ」VS「表面おっとり」の風林火山版大奥も目が離せなくなりそうですね。

→こわそうですよね^^;


>うささま


>甘利が帰った後に雨が止んで日が差し込んで・・・
→とても分かりやすく心象を映像化していましたよね^^
カメラを引くと紅梅が映るところも、いいな~と思いました♪

>お天気も勘助に味方したのかな?
→かな*^^*


>ちこりんさま


今回は小山田君のお言葉とキャラがよく合っていましたよね♪
これぞ小山田君って感じ*^^*

甲斐、夏は暑そうですよね。
でも『風林火山』の舞台を訪ねて行くとしたら、夏休み…
悩むところです…

Posted by: ヒロ子 | May 07, 2007 at 09:22 PM

こんばんは!
私も三条夫人派ですね~。
何であんなに健気なんでしょうね。
身一つで他所の国に来て悲しみに暮れている、例えば禰々さんのような姫がそこにいたなら、もう少し状況も変っていたのだろうな、と思いました。

由布姫も実際大変な状況なんでしょうが、何とかやっていくでしょう、そんな風に思えしまうので、損な性格とも言えるのかな・・?

Posted by: さくらこ | May 07, 2007 at 10:19 PM

>さくらこさま

こんばんは♪

そうですね、禰々さんのような姫だったら、三条夫人の気遣いも、
あんな結果にはならなかったでしょうね。
まぁ、由布姫の立場からすればいきなり正室に訪ねてこられて同情されても、
正直に答えるしかないでしょうけれど。
「これもさだめにございまする」はカワイくないですよね^^;

Posted by: ヒロ子 | May 08, 2007 at 07:33 PM

そうそう、あの由布姫さんの 「目力」 って迫力ですよねー!
「美しい・・・・」 と台詞が出るたび 「チャウやろ!」 と突っ込んでる私ですが (^^; あの眼差しと凛とした演技はなかなか大したモンだと思っとります。

そして小山田様。
姿は映れどなかなかセリフが無くて 「もしやこのまま?!」 と思いきや、ようやく。。
(´・`) ヨカッター☆
ホント、も少し出番を増やして欲しいですよね。

Posted by: 桔梗屋 | May 11, 2007 at 06:52 PM

>桔梗屋さま

そうなんですよ。
由布姫、私も美しいかどうかはなんとも言えないのですが、
目ヂカラで魅力的な姫であることは確かです(^^)b
時代劇じゃなかったら綺麗な女性なのでしょうけれどね。

小山田さま、毎回そわそわさせられます^^;
まぁお姿を拝見するだけでも嬉しいですが*^^*

桔梗屋さま、もしお気が向きましたら「愛の傾きバトン」もらっていってくださいません?

Posted by: ヒロ子 | May 11, 2007 at 09:42 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/66754/14977934

Listed below are links to weblogs that reference 風林火山:第18回 「生か死か」 :

» 【風林火山】第十八話 [見取り八段・実0段]
恨みを捨てねば生きられぬ。あの姫は、かつてのそなたと同じじゃ。板垣の言う通り。だから、勘助は由布姫に自分の身の上を全て話した。武田の先代によって、妻と腹の子を殺された事。恨みを持って生きたが、晴信が、その恨みだけを討ち取った事。失望の中にこそ、誠の大望...... [Read More]

Tracked on May 06, 2007 at 10:09 PM

» 風林火山18恨みを捨てねば生きられぬ!ってか [ぱるぷんて海の家]
「生きて、生き地獄を見たい」とか云って自刃を拒否した由布姫(柴本幸)。その運命や如何に!と言うのが今回のストーリ。 ワタシ的にはどうも苦手なんです由布姫。 昨日チャンネル回してたらたまたまNHKの番組で柴本幸さん出てました。整った顔立ちなので洋服着てるとと...... [Read More]

Tracked on May 06, 2007 at 10:16 PM

» 人の運命(さだめ)とは・・・〜風林火山・第18話〜 [新・りっきーのブログ日記]
 『こうなる為に、私は生き延びたのかも、しれません…』  由布姫が最後に呟いた、この言葉。  今日の風林火山・第18話の全てを象徴しているかのようでしたね…。  今回のお話は、由布姫の扱いをどうするかが中心となっていた訳ですが、様々な人々の様々な想いが交錯していましたね…。 ... [Read More]

Tracked on May 06, 2007 at 10:16 PM

» 風林火山(5月6日) [今日感]
「恨みを捨て、大望をもつ」勘助(内野聖陽)が、由布姫(柴本幸)の「大望」を指し示す大事な回でした。 [Read More]

Tracked on May 06, 2007 at 10:20 PM

» 風林火山〜第18話・To be or not to be... [一言居士!スペードのAの放埓手記]
風林火山ですが、武田晴信(市川亀治郎)自ら諏訪に赴き、諏訪の旧臣を慰撫するなど、甲信の新王誕生といった所です。武田信玄は、敵の家臣もうまいこと取り入れて天下統一を目指して行きます。今回は、由布姫(柴本幸)の側室問題で武田家が揺れます。(大河ドラマ・風林火山第18話・生か死か、の感想、以下に続きます)... [Read More]

Tracked on May 06, 2007 at 10:24 PM

» ★風林火山18・・運命とは。。 [・*:・ふわゆら生活・:*・]
  ゴールデンウィーク最終日でしたか皆さんいかがお過ごしでしょう。。私は昨日夜1時過ぎに旦那の実家の広島から戻り本日はのんび〜〜りと過ごしていました。。機嫌よく書いていたレビュ〜。。消えちゃってまたまた書き直しです〜。。よくある話ですけどねま。。気を取...... [Read More]

Tracked on May 06, 2007 at 10:36 PM

» 大河ドラマ「風林火山」18話「生か死か」 [◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆]
諏訪に虎王丸を立てた晴信。自分はあくまでも後見人。こうして諏訪を掌握した晴信だった。由布姫(柴本幸)は諏訪から甲府に護送された。諏訪郡全土を手に入れた晴信(市川亀治郎)は由布姫を側室に迎えることを宣言する。重臣たちは、滅ぼした諏訪家の姫を側室にすれば諏...... [Read More]

Tracked on May 06, 2007 at 10:40 PM

» 大河ドラマ 「風林火山」 生か死か [雨ニモマケズ 風ニモマケズ]
とらわれの由布姫が甲斐に連れられてきます。 [Read More]

Tracked on May 06, 2007 at 10:41 PM

» 風林火山〜生か死か [うさうさ日記]
NHK大河ドラマ「風林火山」第18話〜生か死か由布姫が側室を承諾するまでのお話・・・最後まで引っ張りましたね(笑)こんなに細かく描かれるとは思いも寄りませんでした面白かったけどここまで「嫌じゃ」のセリフが似合う姫はいませんものね死ぬのが嫌なのに側室にな...... [Read More]

Tracked on May 06, 2007 at 11:25 PM

» 風林火山 第18話 由布姫の答え [レベル999のマニアな講義]
内容諏訪の処置が決めていく晴信。そして、寅王丸の存在により諏訪旧臣も、取り込むことに成功した。しかし武田家にとって、大きな問題が残っていた。晴信が、由布姫を側室とすること。重臣たちは、甘利を中心に反対する。が、勘助は進言する。『寅王丸ではなく、晴信の子...... [Read More]

Tracked on May 07, 2007 at 12:17 AM

« 仙台市天文台 | Main | 麒麟淡麗〈生〉 »