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May 13, 2007

風林火山:第19回 「呪いの笛」

本日のサブタイトルは「呪いの笛」。
原作と関係の無さそうなオドロオドロシイ題名は何でしょう?と思ったら、三条夫人が主役の回だったのですね。父親を殺された由布姫もお気の毒ですが、由布姫は若く美しく晴信の寵を受け本人も望めば、将来は開けてくる。まさに攻めの立場。対して三条夫人は正妻であり、晴信との間に子どもはいるものの、今までの平穏な生活でなくなることは必至の守りの立場。晴信に疎まれないように、晴信の役に立つようにと気丈に頑張る三条夫人に、今回も声援を送りながら見ていました。三条夫人と由布姫の戦いだけではなく、萩乃と志摩の侍女対決も良かったですね。

さて、懲りずに再び由布姫を訪ねた三条夫人。今回は、自分の身の上話、晴信とのこと、そして今回由布姫を迎えるにあたっての自分の思いを語りだします。

「オヤカタサマの良さは見た目では分からない。オヤカタサマは私利私欲で諏訪を攻め取り、そなたをほしがる人ではない。」(自分にも言い聞かせているのかしら。)
ここで差し出す京より持参した「呪いの笛」。
「お苦しみの多いオヤカタサマをお慰めしてほしいのじゃ。」
「オヤカタサマをどうかおたの申します。」
正妻に頭まで下げられては、気分は重たいですよね。
「所詮政の道具にすぎぬ私に心などないほうがましじゃ」と由布姫は自暴自棄ぎみなのでした。
そこへずかずかと笛を調べに上りこむ、女心がまったく分からないらしい我らが主人公・山本勘助。当然の如く、大好きな姫に「恥ずかしいと思わぬのか」と軽蔑されてしまいました。

さて祝言の夜、寝所に入った晴信はただならぬ気配を感じ取ります。
「そなた何を隠しておる」
まず由布姫が取り出したのは、笛。
「その笛は」
そう、お方様よりいただいた「呪いの笛」です。

一晩中笛を吹き続けた由布姫。晴信は心地よく眠りに誘われ、三条夫人も眠りについたのでした。って、本当に討つつもりならばこの時点で寝首を掻くべきでは。

勘助が信濃へ旅立った夜、
「もうよい」晴信が由布姫の笛を止めます。突然止んだ笛の音に何事かあったと察知する三条夫人。晴信に切りかかる由布姫。しかし、しっかり意識のある状態で晴信を刺し殺せるとは思えません。案の定、刀を落とされてしまいます。
「すまぬな。そなたに討たれてやることはできぬのじゃ。」
「そなたとわしとは国と国。わしは家督を継いだおりから一人であることを捨てた。一人であることを捨ててかえって一人きりになってしまったがの。それも運命じゃ。そなたとならその運命も分かち合えよう。」
三条夫人の時もそうでしたが、晴信はこういう政を絡めた理屈で女を落とすのですよね。

そして、晴信と由布姫が結ばれた夜。
一応気を遣って侍女に笛を吹かせたのでしょうか。しかし、三条夫人はその笛の音の違いに気づいていたのでした。(って他にも気づいていた人はいると思うけれど。)
あぁ、切ない。

本日も軍議にて、教来石などと共に一人一言の小山田くんでした。
Oyamada2

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Comments

こんばんは!
由布姫の勘助への誤解が、思わぬ形で解けた訳ですが、次に勘助と再会した時に、どのような関係になっていくのか、ちょっと興味深いところです☆

晴信は・・・理屈っぽく人を口説くのが得意な感じですね~。。。
由布姫もついに落ちてしまった訳ですが、勘助も少し真似してみてはどうなんでしょう??

Posted by: りっきー | May 13, 2007 at 10:33 PM

こんばんは!
>晴信はこういう政を絡めた理屈で女を落とす
そーか、この手はかなり有効だったのですか。
ホント恐るべし晴信クンです。

Posted by: ぱるぷんて海の家 | May 13, 2007 at 10:38 PM

>一人一言の小山田

出演者が多すぎてセリフの順番が回ってこないという状態ですね。
由布姫との閨シーンをもうちっと少なくして小山田さまとゲンゴローにまわして欲しい。なんてね。

Posted by: ユメリア | May 13, 2007 at 10:43 PM

>りっきーさま

こんばんは☆

意外にあっさり誤解が解けてしまい、ちょっと拍子抜けです。
由布姫は本当に納得できたのか、勘助との再会はたしかに興味深いですね。

晴信は、何事も理屈と道理の人ですね(笑)
女性の口説き方は何から学んだのでしょう?
勘助にも女心の分かり方を教えてあげたらいいのにね*^^*


>ぱるぷんて海の家さま

こんばんは♪

自分は孤独で寂しいということを訴えつつ、
政も考えている出来る男をアピールする、
なかなかの手腕です*^^*


>ユメリアさま

たしかに登場人物が多すぎますよね。
重臣達も個性的だから、それぞれキャラをアピールさせたいでしょうし。

>由布姫との閨シーンをもうちっと少なくして小山田さまとゲンゴローにまわして欲しい。
→大賛成です!!

Posted by: ヒロ子 | May 13, 2007 at 11:03 PM

ヒロ子さんこんばんは。
>原作と関係の無さそうなオドロオドロシイ題名は何でしょう?と思ったら、三条夫人が主役の回だったのですね
ワタシはてっきり「百鬼・・・」みたいに元巫女の由布姫が術を使って妖魔を操り晴信を・・・!?かと思ったんですが(←ウソ)・・・それにしても小山田さま「エロ発言」が定着してしまうんでしょうか?今回もTB出来なかったんで貼らせてくださいね。
http://blog.goo.ne.jp/naomi-cat/e/ee37368314a4274a66762fa933b7f715

Posted by: なおみ | May 13, 2007 at 11:10 PM

こんばんは!

原作では、嫌味を言いまくる三条夫人。
ドラマでは自己犠牲的な精神を持つ温和な女性として描かれていますね。当時の世の倣いとはいえ、正室としての立場、晴信への情を考えると少し不憫になりました。

Posted by: 琉河岬 | May 13, 2007 at 11:43 PM

たしかに侍女対決も良かったですね☆
さすがベテラン!って感じで、今後の侍女対決も楽しみです♪
由布姫も悲しいですが、三条の方も切ない。
今の世に側室制度が残ってなくてよかったです・・・。

Posted by: うさ | May 14, 2007 at 12:18 AM

>なおみさま

おはようございます♪

>ワタシはてっきり「百鬼・・・」みたいに元巫女の由布姫が術を使って妖魔を操り晴信を・・・!?
→どんな呪術が!?と期待してしまいましたよね(笑)
元巫女由布姫が笛で勘助を操って・・・でも面白そうかも(爆)

>それにしても小山田さま「エロ発言」が定着してしまうんでしょうか?
→小山田さまってどんなキャラに設定されているのでしょうかねぇ・・・


>琉河岬さま

おはようございます!

三条夫人、原作とは様子が違いますよね。
あそこまで献身的にがんばらなくても、もっとわがままを言ったり、
怒っていいのにな~と思いました。
このままいい人路線でいくのか、ついにどこかでキレるのか!?


>うささま

浅田美代子さんってやっぱり女優さんなんだな~と思いました(爆)
今後も志摩と萩乃がどれだけそれぞれの姫達に沿っていくのか、
楽しみですね^^

>今の世に側室制度が残ってなくてよかったです・・・。
→まったくその通りですね^^;


Posted by: ヒロ子 | May 14, 2007 at 06:38 AM

こんにちは!
>三条夫人と由布姫の戦いだけではなく、萩乃と志摩の侍女対決も良かったですね。
確かに。
ついつい主役級の人たちに目が行ってしまいますが、侍女たちも、きっと幼い頃(生まれた頃?)からずっと仕えてきた、大切な姫に対する、熱い思いが伝わってきましたね。

女心の分らない勘助は今日もずかずかと行動し、由布姫に叱られて、こんな二人のやり取りも、それはそれで見ていて面白いです。

Posted by: さくらこ | May 14, 2007 at 02:57 PM

>さくらこさま

こんばんは。

一人ひとりのキャラクターを手を抜かず描いているところは、
今回の大河、面白いのですけれどね。
何分、登場人物が多すぎて・・・^^;
侍女達には侍女達のドラマがあるのですよね。

そうそう、勘助と由布姫のピントのずれた掛け合いもまた楽し、です^^
由布姫の誤解が解けたらしい今後、二人の関係がどうなるのかも楽しみですね♪

Posted by: ヒロ子 | May 14, 2007 at 09:35 PM

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