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May 2007

May 27, 2007

風林火山:第21回 「消えた姫」

本日は由布姫デー。
気分が乗らないところに電話がかかってきて長電話になってしまい…という訳で、感想はさらりと。

白酒は予想通り萩乃が飲みました。
「お方様も私をお疑いになった」と相変わらずだだをこねる由布姫。お方様もオヤカタサマも私を飼い馴らそうとしていると言い放ったところ、オヤカタサマも聞いていました。

いよいよ由布姫を諏訪へ戻すことに決めたオヤカタサマ。が、由布姫は諏訪から脱走してしまいます。

雪の中を姫を探し回る勘助。ですが、疲れてしまったのか雪の中にバッタリ倒れ込みます。
「姫様、さぞお寂しいことでしょう。分かりました、勘助は姫様のためにこの命を捨てまする。」切腹するのかと思ったら、髷を斬っただけでした。
そして、小さなお堂で動けなくなっていた由布姫を発見したのでした。

由布姫と一緒に逃げる気満々だった勘助に由布姫は言います。
「オヤカタサマと離れて暮らすなど私にはできぬ。今はただ、あの方にお会いしたいだけ」と。オヤカタサマを討つことでオヤカタサマは自分ひとりのモノになる、そんな浅ましい考えをする自分を殺めて欲しい、いつもの目ヂカラバリバリの怖い顔で涙を流す由布姫(この由布姫は美しかった!)。しかし勘助は言います。「なんと小さきことをお考えにございまするか」と。
「オヤカタサマは天下人となるのです。この勘助がそうするのです。」
「生まれてくる和子さまは天下人の和子様となるのです。この勘助がそうするのです。」

そうか、晴信と由布姫は、勘助の夢なのですね。
家庭にも体にも恵まれなかった勘助が、若い晴信と由布姫に天下人となり幸せを極めるという夢を託しているのですね。

そして運命の摩利支天が由布姫の手へ。
「これからはオヤカタサマ(この勘助が)がいつでも姫様をお守りしておりまする。」

来週は久々に雪斎殿が見られるようです。

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May 24, 2007

『しゃばけ』

最近ちょっとハマっているのが畠中恵さんの『しゃばけ』シリーズです。『しゃばけ』シリーズは、江戸の廻船問屋の若だんな・一太郎が、愉快な妖(あやかし)達と共に不思議な事件、難事件を解決していく物語。第一作目の『しゃばけ』は2001年度のファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作でもあります。

主人公の一太郎は十七歳。江戸の大店、廻船問屋兼薬種問屋・長崎屋の若だんなです。ですが、病弱なために、両親は一太郎を”大福を砂糖漬けにしたような物凄い甘さ”で甘やかし、一太郎は外歩きもままならないほど。そんな子どもの頃から病弱だった一太郎のために祖父が連れて来たのが妖の佐助(犬神)と仁吉(白沢)で、一太郎は佐助、仁吉、その他鳴家や屏風のぞきなどなどの妖達の力を借りながら、様々な事件を解決していくのです。

この設定に、「ん!?」と思われませんでした?
そう、なんとなく雰囲気が今市子さんの『百鬼夜行抄』に似ているのです。これは二作目『ぬしさまへ』のあとがきで、藤田香織さんも触れています。もちろん似ている似ていないに関係なく、『しゃばけ』シリーズは十分魅力的。束の間、江戸にタイムスリップして、妖達と戯れてみてはいかがでしょうか。



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May 20, 2007

風林火山:第20回 「軍師誕生」

長窪城を謀略により落とした勘助は、諸角の提案もあり、ついに武田家の軍師になりました。いつもの軍議の場で勘助は、晴信より紋(?)の入った眼帯と陣羽織を与えられます。オヤカタサマに認められた、ついにここまできたという喜びなのでしょう、陣羽織をとる手が震える勘助。勘助の純粋さに切なくなります。
そんな勘助の気持ちを弄ぶように(?)オヤカタサマは、由布姫が馴染まない、本心を探れと命じます。独り者の勘助に、勘助憧れの由布姫との褥トークまでしてデリカシーの無い男です(怒)そんな奴に姫の本心を教えてあげなくてもいい訳で(!?)、なんと勘助、由布姫から聞いたことは何も教えてあげなかったのでした。拗ねてしまったオヤカタサマは「それが分からぬようでは、そちを軍師にはできぬな」と捨てゼリフを吐くのでした。

一方の由布姫、三条夫人にメラメラとライバル心を燃やしています。三条夫人も三条夫人で、人の心が読めない人なのか空気が分からない人なのか、わざわざ反感を買いに由布姫を訪ねるのですから困ったものです。最後にはオッカナイ顔の由布姫に、妊婦なのに甘酒を勧められてしまいました。もちろん来週、萩乃か志摩が酒を飲むのを止めますよね?

そうそう、平蔵と勘助の再会もありましたね。長窪城から逃げようとする平蔵に「わしに下れ、武田につけ」と説く勘助。しかし、ヒサと一緒の平蔵はもうこれまでの平蔵とは違います。が槍で勘助を突こうとして、またも交わされてしまうのでした。教来石の助けもあり、落ちていく平蔵とヒサ父娘。仕方がないのかもしれませんが、ヒサさま、甲冑を着けるのはいいとして、ピンクの着物は目立ちすぎると思います。さて、この三人が潜伏していた小屋で出会ったのが、真田さま。真田さまの山伏のコスプレもあやしげで目立つような…。

ところで本日は小山田くん、ついに台詞が無かったような?長窪城攻略の軍議の場でチラリと素敵な甲冑姿は見せていましたが、もっとアップで拝見したかったです。今回は源五郎ちゃん達の出番が増えた分、小山田くんの台詞がカットされたのでしょうか。

Oyamada2

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May 19, 2007

塩豚

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最近、塩豚にハマっています。
豚のブロック肉を買ってきて、塩小さじ1程度をすりこみます。
水分を吸いとるためにキッチンペーパーでくるみ、ラップでしっかり巻き、一晩以上冷蔵庫に置きます。
キッチンペーパーは途中で交換しますが、1週間程度は保存できるので便利です。


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塩豚の茹で豚。
お風呂よりやや熱めのお湯から一時間程度茹でます。
茹で上がったらスライスします。
お好みのタレで。

Sio
スライスした塩豚と野菜を炒めた物。
お手軽です。

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May 17, 2007

スパイダーマン3

先日「スパイダーマン3」を観てきました。
「1」、「2」を観たファンを裏切らない(「1」、「2」を観ないと面白さ半減かも)、スピード感があってノリのいい、笑いあり涙ありのエンターテイメント・ムービーでした。
「1」、「2」は当然観るとして、「3」のストーリーについては予備知識無しで観る方が楽しめると思います(ので以下ご注意を!)。

映画版スパーダーマン3部作は、スパイダーマンであるピーター、ガールフレンド・MJ、親友・ハリーの青春物語でもあります。特に今回の「3」では、親友であり敵(ニュー・ゴブリン)でもあるハリーに存在感がありました。父のグリーン・ゴブリンは漫画っぽくて笑えましたが、ニューゴブリンは黒いスーツで颯爽と(…落ちることもありますが…)スカイ・スティックを乗りこなし、なんともカッコイイのです。もちろん物語で重要な役割を演じていますし、そもそも、ハリー役のジェームス・フランコがシャープで前作よりぐっと男前になった気がします。
ピーター役のトビー・マグワイアも前髪を下ろしている顔にドキッとしましたし、MJのキルスティン・ダンストも垢抜けて(スイマセン)美しくなり、物語の中だけでなくご当人達も成長しているのだと感じました。

「3」の大きな主題の一つは「許し=forgive」。ピーターの育ての親・メイ伯母さんは言います。
「復讐心は毒と同じ。人を蝕み、知らないうちに人を醜くしてしまう。」
ピーターもハリーも、敵(ヴェノム)になってしまうエディも、憎しみ、復讐心に捕らわれてしまいます。悩み苦しみながらも、その憎しみ、復讐心を克服する主人公達。この主題、とてもアメリカ的だと感じました。復讐心が復讐心を生み、争いが繰り返される。復讐心で醜い人間になるのではなく、相手を許すことのできる正しい人間になりなさい、と。
(やや脱線しますが、日本人ならば「許し」より「受容」の方がしっくりくるのではないでしょうか。例えば『風林火山』で山本勘助は武田家への復讐心を捨てましたが、それは妻を殺した信虎を許したからではなく、大事を為すために武田家の家臣になるという己の運命を受容したからだと思うのです。)

噂では「4」があるとか、6部作になるなどという話もありますが、どうなのでしょう。「3」の終り方がなかなか良かったので、このシリーズはここで終わりにしてほしいと個人的には思いました。

もう一つの感想→http://homepage2.nifty.com/chu-sroom/cinema_talk/cinema_talk.html

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May 13, 2007

風林火山:第19回 「呪いの笛」

本日のサブタイトルは「呪いの笛」。
原作と関係の無さそうなオドロオドロシイ題名は何でしょう?と思ったら、三条夫人が主役の回だったのですね。父親を殺された由布姫もお気の毒ですが、由布姫は若く美しく晴信の寵を受け本人も望めば、将来は開けてくる。まさに攻めの立場。対して三条夫人は正妻であり、晴信との間に子どもはいるものの、今までの平穏な生活でなくなることは必至の守りの立場。晴信に疎まれないように、晴信の役に立つようにと気丈に頑張る三条夫人に、今回も声援を送りながら見ていました。三条夫人と由布姫の戦いだけではなく、萩乃と志摩の侍女対決も良かったですね。

さて、懲りずに再び由布姫を訪ねた三条夫人。今回は、自分の身の上話、晴信とのこと、そして今回由布姫を迎えるにあたっての自分の思いを語りだします。

「オヤカタサマの良さは見た目では分からない。オヤカタサマは私利私欲で諏訪を攻め取り、そなたをほしがる人ではない。」(自分にも言い聞かせているのかしら。)
ここで差し出す京より持参した「呪いの笛」。
「お苦しみの多いオヤカタサマをお慰めしてほしいのじゃ。」
「オヤカタサマをどうかおたの申します。」
正妻に頭まで下げられては、気分は重たいですよね。
「所詮政の道具にすぎぬ私に心などないほうがましじゃ」と由布姫は自暴自棄ぎみなのでした。
そこへずかずかと笛を調べに上りこむ、女心がまったく分からないらしい我らが主人公・山本勘助。当然の如く、大好きな姫に「恥ずかしいと思わぬのか」と軽蔑されてしまいました。

さて祝言の夜、寝所に入った晴信はただならぬ気配を感じ取ります。
「そなた何を隠しておる」
まず由布姫が取り出したのは、笛。
「その笛は」
そう、お方様よりいただいた「呪いの笛」です。

一晩中笛を吹き続けた由布姫。晴信は心地よく眠りに誘われ、三条夫人も眠りについたのでした。って、本当に討つつもりならばこの時点で寝首を掻くべきでは。

勘助が信濃へ旅立った夜、
「もうよい」晴信が由布姫の笛を止めます。突然止んだ笛の音に何事かあったと察知する三条夫人。晴信に切りかかる由布姫。しかし、しっかり意識のある状態で晴信を刺し殺せるとは思えません。案の定、刀を落とされてしまいます。
「すまぬな。そなたに討たれてやることはできぬのじゃ。」
「そなたとわしとは国と国。わしは家督を継いだおりから一人であることを捨てた。一人であることを捨ててかえって一人きりになってしまったがの。それも運命じゃ。そなたとならその運命も分かち合えよう。」
三条夫人の時もそうでしたが、晴信はこういう政を絡めた理屈で女を落とすのですよね。

そして、晴信と由布姫が結ばれた夜。
一応気を遣って侍女に笛を吹かせたのでしょうか。しかし、三条夫人はその笛の音の違いに気づいていたのでした。(って他にも気づいていた人はいると思うけれど。)
あぁ、切ない。

本日も軍議にて、教来石などと共に一人一言の小山田くんでした。
Oyamada2

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May 11, 2007

愛の傾きバトン

ブルー・カフェのなおみさんから「愛の傾きバトン」が回ってきました。
マンガ・小説のキャラへの愛の傾きということで、心がくすぐられましたのでやってみました。

※あなたが好きなキャラを3人選んで回答して下さい。(「サイト・ブログで正面きってあまりタネにしてないマンガか小説のキャラ」 ということだそうです)
●まず誰を選びましたか?
●それは何故?
●その3人の長所は?
●逆に短所はどんな所だと思いますか?
●その3人がピンチ!誰から助ける?理由も添えて
●その3人の中であなたが1番好きなのは?
●最後にあなたの1番好きなキャラに愛のメッセージを!
●次に回す10人!


●まず誰を選びましたか?

千秋真一 『のだめカンタービレ』 二ノ宮知子
ロイ・マスタング 『鋼の錬金術師』 荒川弘
ヤン・ウェンリー 『銀河英雄伝説』 田中芳樹 (マンガ版 道原かつみ)

●それは何故?

ちょっと斜に構えたキャラに惹かれます。
それと彼らと一緒に酒を飲みたいですね(爆)

ブログであまり取り上げていないキャラと言われましても、やはり今一番好きなのは『のだめカンタービレ』の千秋さま♪
一時期ハマった『鋼の錬金術師』のマスタング大佐も好き。
私の青春時代のヒーローは『銀河英雄伝説』のヤン提督。私の紅茶好きは彼の影響です。

●その3人の長所は?

千秋さま 顔がいい。音楽の才能に溢れている。努力家。料理が上手。
マスタング大佐 顔がいい。部下思い。不屈の精神。錬金術で手から火が出せる。
ヤン提督 穏やか。頭がいい。奢らない。

●逆に短所はどんな所だと思いますか?

千秋さま 口が悪い。オレ様(自己チュー)。けっこう乱暴。
マスタング 皮肉屋。頑固。濡れると役に立たない^^;
ヤン 皮肉屋。ぐ~たら。

●その3人がピンチ!誰から助ける?理由も添えて

当然千秋さまを助けます。だってマスタングとヤンは軍人ですから。

●その3人の中であなたが1番好きなのは?

悩みます~。
一番古い付き合いで、一番影響を受けたのはヤン提督ですね*^^*

●最後にあなたの1番好きなキャラに愛のメッセージを!

いつかゆっくりお茶をしましょう。ブランデー入りの紅茶で。

●次に回す10人!

どなたか興味のある方、受け取ってください!

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May 09, 2007

麒麟淡麗〈生〉

Tanrei
今年は懸賞が当たらないなぁと思っていたのですが、ようやく「淡麗キレ実感セット」を当てました!
「麒麟淡麗〈生〉(350ml)」4缶とグラスが2つ入っていました。


20007年に10年目を迎えるにあたって、「麒麟淡麗〈生〉」はパッケージも味もリニューアルしたのだそう。さっそく「キレ全開!」の味を、お味見してみました。「麒麟淡麗〈生〉」はあまり飲まない銘柄なので以前の物と比べることはできませんが、予想よりキリンビールの味に近い発泡酒でした。飲みやすい味だと思います。
(ちなみにキレは・・・もっとキレのいい発泡酒があるなぁ、という感じ。)

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May 06, 2007

風林火山:第18回 「生か死か」

お出かけしていたりなんだりかんだりで、第17回は見逃してしまいました。

高遠を倒し諏訪全土を手中にした武田晴信。武田家では由布姫を側室に迎える迎えないでもめているようです。と言いますか、勘助と晴信だけが側室に迎えたいと思っていて、他の人々は皆さん反対のよう。勘助が姫を生かすために晴信の側室になることを勧めるのは分かるのですが、晴信が側室に迎えたいと望む理由がイマイチ理解できませんでした。たぶん勘助が説明するように、諏訪を治めるには虎王丸ではなく、晴信と由布姫の子が総領となってこそ、武田家に憂いが少なく諏訪の衆も納得する方法と考えているのでしょうけれど。

由布姫に何度も側室になることを勧めに行く勘助。生きたいように生きたいならば、「稚児様をお産みになることです」。これって、昨年度の石田三成と茶々を思い出しました。
マジメに道理を説いて姫を説得しようとする勘助ですが、なかなか姫は落ちません。そこで勘助よりは女心が分かる晴信、わざと(?)へたっぴな歌を贈り姫の心を和ませるのでした。

そして由布姫、運命の一日。
まずは甘利が訪ねて来ます。姫の前に刀を置き、プライドの高い姫を挑発する甘利。甘利が姫に自害をすすめているようですが、実は甘利は命をかけて姫を武田家から遠ざけようとした、と見抜く姫。晴信に少し関心を示します。
「武田晴信とはそれほどのモノですか?」
ここで勘助は、自分の妻が先代に殺されたこと、しかし晴信に諌められたことを告白するのでした。
やがて雨は上がり、由布姫の心にもやわらかな光が差し込むのでした。

甘利が去った後、今度は三条夫人が訪ねて来ます。
禰々が亡くなったこともあり、禰々の代わりに自分が由布姫を慰めに行こうと言い出した三条夫人。自分は正室であるという自信もあったでしょうし、純粋な優しさもあったでしょう。

「そなたが諏訪の姫さんか?
身一つで諏訪よりこの甲斐に来てさぞ嘆いていることであろう」
「いいえ嘆いてはおりません。これもさだめにございまする」
「さだめ?」
ピンとこない感じの三条夫人(この表情が可愛らしい)。が、ここで床の間に掛けられた晴信の歌を見つけてしまうのです。三条夫人の中に、嫉妬心や意地悪な心がムクムクと沸き上がってきたのでした。
「さだめなれば、そなたの心がけ次第でいかようにも愉しめると申すのか。さような恥じらいまで無くすとは、誠に国は滅びたくないもの・・・」

甘利と三条夫人が捨て身で武田家を晴信を守ろうとしていると感じた由布姫。自分だけが無傷でいるわけにはいかないだろう、と武田に入ることを決意したのでした。

由布姫、美しさよりバリバリな目ヂカラが魅力的だと感じた回でした。

そうそう、我らが小山田君。毎回台詞がないのではないかとそわそわさせられます。今回も側室に迎える迎えないの軍議(?)で、最後に発言していましたね。
「姫が親方様をを慕わぬとも分かりますまい」そこまでは良かったけれど、「男女の睦ごとも政と変わりますまい。」
さすが小山田君らしい発言でした。それでは女性にモテますまい?!


Oyamada2

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May 05, 2007

仙台市天文台

Tenmondai
桜ヶ岡公園、通称西公園内にある仙台市天文台。宮城県にお住まいの方は、遠足や課外授業などで一度は訪れたことがあるのではないでしょうか。お花見の時に外観だけ眺めている方も多いはず。この仙台市天文台が移転のため今年11月で閉館になるということで、何年かぶりで行ってみました。

散りかけの桜の向こうに佇む、プラネタリウムの白いドームと銀色の天文台のドーム。バブル以降の大規模な科学館等とは異なる、古き良き昭和を感じる建物です。
見学のポイントの一つは、昭和30年当時、国産最大口径であった41cm反射望遠鏡とそのドーム。天気のいい日はこの反射望遠鏡で太陽を間接的に(直接望遠鏡で覗くと目玉焼きになります)観測することができます(この日は曇りだったので望遠鏡の説明だけでした)。ドームへ上るちょっと急で錆びた螺旋階段、手で鎖をガラガラと引っ張り開閉させるドームに、昭和の風情が漂います。
見学のメインは、やはりプラネタリウム。お台場の某所では行列しても見られなかったプラネタリウムですが、こちらではのんびりゆったり楽しむことができました。周囲にぐるりと映し出される天文台から見た仙台市の風景。徐々に日が暮れて夜景に変わります。そして、明るい星しか見えない現在の仙台市の夜空。50数年前、開設当初は辺りに高いビルなどなく、もっとたくさんの星が眺められたのでしょうなどと考えながら、春の大三角形の解説を聴いていました。

仙台駅から徒歩でわずか20分程度。料金は大人300円。仙台の市街地にいながら、忙しい日常から離れたゆったりとした時間の流れを感じたのでした。

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