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April 17, 2008

『天璋院篤姫』

女を描くのはやはり女。

宮尾登美子氏の『天璋院篤姫』は、共感しながら読める歴史小説でした。特に後半、江戸から明治への激動の時代に、天璋院が大奥を、そして徳川家を叱咤激励し支える様は圧巻。小説の中にも出てきますが、尼将軍北条政子を思わせる迫力です。そして、短い結婚生活だった夫家定への思い、徳川家宗家の嫁であるという立場、さらに嫁となる皇妹和宮との確執と和解などの機微を、女性ならではの視点で絶妙に描いているのです。

宮尾版『平家物語』も面白かったですが、それ以上だと思いました。

さて、この本は今年度のNHK大河ドラマ『篤姫』の原作になっています。驚いたのは、原作にはホームドラマ薩摩編が無かったこと。ドラマと原作ではやや趣が違いますが、個人的には原作に登場していない肝付尚五郎(小松帯刀)がどのように絡んでくるかが楽しみです。



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Comments

 へーえ。あれは、NHKのオリジナルだったんですね。
 だとすると、脚本家が誰か気になるところで、NHKのホームページに見に行きました。田渕久美子さんですか。「最初の宰相とまで呼ばれながら、歴史に埋没したヒーロー、小松にもスポットを当ててみたいとも思っています。」とのこと。確かにホームドラマ薩摩編面白かったですから、あれは名脚本かも。

Posted by: 悪七兵衛景清 | April 25, 2008 at 08:23 PM

>悪七兵衛景清さま

私も原作との違いに、すぐ脚本が誰か確認に行きました。
小松帯刀の部分はすべてオリジナルですから、
脚本書いていて面白いだろうな、と思いました^^

Posted by: ヒロ子 | April 25, 2008 at 09:53 PM

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