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August 27, 2009

八月納涼大歌舞伎

来年の4月から改築工事に入る歌舞伎座。現在の歌舞伎座の風情を味わっておきたいと、「歌舞伎座さよなら公演 八月納涼大歌舞伎」を観てきました。選んだ演目は「真景累ヶ淵(しんけいかさねがふち)」と「船弁慶」。席は今までで一番舞台に近い前から4列目で、俳優さんの顔も着物の柄も細かい動きも、オペラグラス無しによく見ることができました。

「真景累ヶ淵(しんけいかさねがふち)」は明治期の噺家三遊亭円朝の口演を原作とした怪談の一幕です。「真景」は当時流行した外来語の和訳「神経」をもじったものだそう。病と嫉妬で悶死した豊志賀が、若い弟子の新吉のもとに化けて出る話で、福助さんの豊志賀は迫力があり、怖いけれども笑いもあり、分かっていてもビクッとしました。歌舞伎の怪談は初めて観ましたが、とても楽しめました。

配役
豊志賀:福助、新吉:勘太郎、お久:梅枝、勘蔵:彌十郎、噺家さん蝶:勘三郎

今回のお目当て「船弁慶」。義経が頼朝に追われて西国へ落ちるにあたり、これまで連れてきた静を都へ帰すように弁慶に進言されます。別れに際して今様を舞う静。その後、義経一行が西国へ船出すると、俄に海が荒れて平知盛の霊が現れるという、有名なお話です。見どころは、勘三郎さんが演じる静と平知盛の二役。静の優雅な舞と知盛の荒々しい動きと、まさに静と動ですが、どちらもキレがあって美しく、見入りました。クライマックスのくるくると回りながら花道を退いていく場面は、たまりません。

主な配役
静御前・平知盛:勘三郎、義経:福助、武蔵坊弁慶:橋之助、舟長三保太夫:三津五郎

今回はどちらの演目もとても面白く、近くで見たため迫力もあり、やはり歌舞伎は生で観るものだと感じました。

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