風林火山:第50回(最終回)「決戦川中島」
大河ドラマ「風林火山」らしい疾風怒濤の最終回でした。
感動とは違う気もしますが、笑えて泣けました。
最終回らしくツッコミ所満載。少々長くなりますが流れを追いながら振り返りたいと思います。
まずはオープニングのおさらいで軽くうるっときます。信繁、諸角の死を無駄にしないためにも、別動隊が到着するまでもう少し時間を稼がなければいけない…勘助も敵の本陣へ討って出ることを申し出ます。覚悟を決めた勘助の背中を見送るオヤカタサマ。これが最後の別れとなります。
お琴姫と三条夫人の和みのシーンが入った後、来ました、ガックン政虎。そろそろ退き陣を考えてくださいという宇佐美の意見を左へ受け流し、「悪しき夢に捕らわれた土地を我が手で解き放つのじゃ!」みたいな番組が違うような言葉を吐いて、白い馬で駆け出してしまいました。「オヤカタサマ・・・」呆然とする宇佐美。白い馬でガックン政虎が駆けるシーンはかっこいいですし、絵になりますが、笑えます。
ようやく妻女山から降りてきた真田、馬場らの別動隊は村上軍とぶつかります。このシーンが唯一ツッコミ無し笑い無しで真剣に見ることのできた合戦場面だったかもしれません。
押し寄せてくる上杉本軍へ突撃する勘助の隊。自分が敵の本陣を突くとやって来た義信を追い返し、板垣、甘利の最期を回想し、いよいよ討って出るかと思いきや、出ました由布姫!しかし勘助はこの戦いで討死する気持ちでいっぱいなのです。姫しゃまの制止も振り切り、宇佐美の「このままでは共倒れになるから兵を引け」という言葉も笑い飛ばします。「一国を亡ぼしてまで何のために戦うのか」問いかける宇佐美と勘助の間を、白馬に跨り駆け抜けて行ったのは政虎サマでした。あぁ哀しい宇佐美さん。
一直線に信玄めがけて馬を飛ばす政虎サマ、迎える信玄も周囲に兵を付けずどーんと構えています。そして一騎打ちの名場面!笑えました・・・。
一騎打ちの場面には間に合わなかったようですが、白馬の政虎サマを追いかける勘助。先ほどの宇佐美の「何のために戦うのか」という問いに、「我が思う人のためじゃ」とヒトリゴトで答えて敵へ討って出ますが、矢を受けて落馬します。矢が刺さったまま、槍を振り回す勘助。これはかっこいい。そしてついに鉄砲で撃たれます。倒れる勘助。
「見える 我が孫子の旗 見える 我がオヤカタサマ 我が里の旗」
ここでようやく泣けました。
が、ただ泣かせてはくれない「風林火山」。何故か周囲に人のいない状況で、倒れた勘助に近づいてくるへーぞー。へーぞーならばと思ったのでしょう、「わしの首を討て」と運命の摩利支天を差し出す勘助ですが、さすがへーぞー、ここで自分も矢に射られてしまいます。そして、ついに勘助は他の人に討たれてしまったのでした。
ここで終わりで良かったのですが・・・。
タキチが勘助の首を取り戻して、勝ち鬨をあげ、ようやく引き上げる武田軍。
帰りを待つヒサと子供達の許へ帰ろうとするへーぞーをおふくおばばが見つけて、感動の終幕となるのでした・・・。
お蔭様で、最終回まで無事観ることができました。
不平不満を述べながらも、楽しく大河ドラマを観賞できた一年でした。
読んでくださった皆様、コメント、TBをくださった皆様、本当にありがとうございました。
