December 16, 2007
大河ドラマ「風林火山」らしい疾風怒濤の最終回でした。
感動とは違う気もしますが、笑えて泣けました。
最終回らしくツッコミ所満載。少々長くなりますが流れを追いながら振り返りたいと思います。
まずはオープニングのおさらいで軽くうるっときます。信繁、諸角の死を無駄にしないためにも、別動隊が到着するまでもう少し時間を稼がなければいけない…勘助も敵の本陣へ討って出ることを申し出ます。覚悟を決めた勘助の背中を見送るオヤカタサマ。これが最後の別れとなります。
お琴姫と三条夫人の和みのシーンが入った後、来ました、ガックン政虎。そろそろ退き陣を考えてくださいという宇佐美の意見を左へ受け流し、「悪しき夢に捕らわれた土地を我が手で解き放つのじゃ!」みたいな番組が違うような言葉を吐いて、白い馬で駆け出してしまいました。「オヤカタサマ・・・」呆然とする宇佐美。白い馬でガックン政虎が駆けるシーンはかっこいいですし、絵になりますが、笑えます。
ようやく妻女山から降りてきた真田、馬場らの別動隊は村上軍とぶつかります。このシーンが唯一ツッコミ無し笑い無しで真剣に見ることのできた合戦場面だったかもしれません。
押し寄せてくる上杉本軍へ突撃する勘助の隊。自分が敵の本陣を突くとやって来た義信を追い返し、板垣、甘利の最期を回想し、いよいよ討って出るかと思いきや、出ました由布姫!しかし勘助はこの戦いで討死する気持ちでいっぱいなのです。姫しゃまの制止も振り切り、宇佐美の「このままでは共倒れになるから兵を引け」という言葉も笑い飛ばします。「一国を亡ぼしてまで何のために戦うのか」問いかける宇佐美と勘助の間を、白馬に跨り駆け抜けて行ったのは政虎サマでした。あぁ哀しい宇佐美さん。
一直線に信玄めがけて馬を飛ばす政虎サマ、迎える信玄も周囲に兵を付けずどーんと構えています。そして一騎打ちの名場面!笑えました・・・。
一騎打ちの場面には間に合わなかったようですが、白馬の政虎サマを追いかける勘助。先ほどの宇佐美の「何のために戦うのか」という問いに、「我が思う人のためじゃ」とヒトリゴトで答えて敵へ討って出ますが、矢を受けて落馬します。矢が刺さったまま、槍を振り回す勘助。これはかっこいい。そしてついに鉄砲で撃たれます。倒れる勘助。
「見える 我が孫子の旗 見える 我がオヤカタサマ 我が里の旗」
ここでようやく泣けました。
が、ただ泣かせてはくれない「風林火山」。何故か周囲に人のいない状況で、倒れた勘助に近づいてくるへーぞー。へーぞーならばと思ったのでしょう、「わしの首を討て」と運命の摩利支天を差し出す勘助ですが、さすがへーぞー、ここで自分も矢に射られてしまいます。そして、ついに勘助は他の人に討たれてしまったのでした。
ここで終わりで良かったのですが・・・。
タキチが勘助の首を取り戻して、勝ち鬨をあげ、ようやく引き上げる武田軍。
帰りを待つヒサと子供達の許へ帰ろうとするへーぞーをおふくおばばが見つけて、感動の終幕となるのでした・・・。
お蔭様で、最終回まで無事観ることができました。
不平不満を述べながらも、楽しく大河ドラマを観賞できた一年でした。
読んでくださった皆様、コメント、TBをくださった皆様、本当にありがとうございました。

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December 09, 2007
大河ドラマはこうでなくてはいけません。
霧を利用して上杉を討つ作戦を立てた武田の軍師・勘助でしたが、上杉の軍師・宇佐美はそのことを読んでいました。そのせいか武田陣中では最終決戦のような悲壮感が漂っているのに対して、宇佐美をはじめとする上杉陣中はどことなく余裕があります。何せ大将は琵琶を弾いていますから。
そしてここからは信繁が主役です。
決戦を前に酒を酌み交わす信玄、信繁兄弟。決死の覚悟の信繁に、信玄は母の衣に法華経陀羅尼を書いた幌を渡します。結末が分かっていますから、信繁のうるうるとした目にこちらもうるうる。
物見が戻らないことから動きが読まれているかもしれないと察しつつも、妻女山山頂の上杉本陣を目指して進むしかない一万二千の別働隊。しかしその頃、上杉勢は粛々と霧の中を川中島へ向かっていたのでした。
川中島へ布陣した勘助、信玄のいる武田本軍。広い草原を霧が流れ、視界が開けるとそこには上杉軍が待ち構えていたのです。武田は鶴翼、上杉は車懸かりで激突しますが、動揺した武田軍は陣形が乱れます。別働隊が到着するまで持ちこたえなければいけない武田本軍。信繁は自分の隊が上杉本陣へ討って入ることを申し出ます。陣を出た信繁は「この命を奪われることは口惜しくないが、この幌を奪われるのは何とも口惜しい」と、母の衣で作った幌を息子へ託します。そして「我こそは武田信玄の弟信繁!」と名乗りをあげるのでした。当然決死の突撃ですから討たれる信繁。そして諸角じぃも後を追って討死するのでした。81歳で討ち死にというのも壮絶だと思いました。
この勢い、この緊迫感ならば最終回も盛り上がれそうです。

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December 02, 2007
来週が楽しみですね、
・・・で終ってはいけませんか。
戦って勝つ気満々の政虎。受けて立つ気満々なのは信玄。
先に動いた方が不利と分かっていて、動いたのは武田軍だったのですね。
決戦を前に三条夫人が信玄に言います。
「此度は私のためにお勝ちくだされ」と。
三条夫人の後の悲しみを考えると、脚本家殿は意地の悪い台詞を言わせますね。
決戦を前に庭で槍を振る勘助。
齢60歳を超えているはずですが見事な槍捌きです。
後ろ姿を見守るリツ。
「最後はこのリツのもとへお帰りくださいませ」で、うるっときました。
でも勘助、一番は姫様なのね。
姫様の亡霊が息子・勝頼の初陣を止めたのでした。
勘助は最後の瞬間に誰を呼ぶのでしょうか。
まずオヤカタサマ、次は姫様、ミツちゃん、リツちゃんは・・・。
駒井と信玄の告白タイムは何だったのでしょう?
とりあえず、鬼美濃生きていて良かった。
今日もへろへろなので、まとまりのないまま終わります。

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November 25, 2007
先週お休みしている間にだいぶ話は進んだようですが(海津城も築城しちゃったようですし)、私にとって一番のニュースは葉月とデンベエがくっついたことです。目出度い、目出度い。おまけに葉月の内助の功でデンベエはご褒美までもらっちゃったようです。
もう一つのほのぼの話は勘助が香坂弾正にリツとの縁組を勧め、二人ともまんざらでもない様子だったこと。勘助の「リツを見ればわしの奥義が分かる」に対して、「人を慈しむ心それこそが山本様の奥義」と返すとは香坂弾正素晴らしいです。これで鬼美濃も成仏できましょう(ごめんなさい、まだ生きていらっしゃるそうで・・・)。そして勘助は心おきなく川中島決戦へ臨むのですね。
そうそう、長尾景虎殿は毘沙門天になられたそうで。
迫力のある川中島の決戦場面に期待。
気合いの入っているへーぞーが水を差しませんように。

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November 11, 2007
悔しいです・・・。
『風林火山』、本来の主役は勘助(と晴信)ですが、私の中では今川家でした。
軍師・雪斎さまを失ったことで今川家が揺らぎ、桶狭間で義元殿が討たれると分かっていることではありましたが、悔しかったです。
義元殿の首が戻ってきた時、”顔はいいけどバカ息子”が少し頼もしく見えました。
そして、一人首の入った桶を抱く寿桂尼様の姿に号泣でした。
夫には「そんなに泣く場面か?」とつっこまれましたが、今川ファンとしては泣けるのです。なんだか私にとって今夜が最終回のようでした。
悔しくて歯軋りしながら観ていましたが、ドラマとしてはかなり面白い回だったのかもしれません。
うううっ、勘助、むかつく~~~っ!!!
勘助が清洲城を攻めると言ったから義元殿が大高城へ進軍した?
そんな訳ないでしょう。
まぁ、事実は分からないですけれど。
そうそう、ヘタレへーぞーは諸悪の根源宇佐美にスカウトされていましたね。
やはり皆様の予測するような悲劇へ向かうのでしょうか。
と言うわけで、今夜も興奮状態。
まとまらなくて、ごめんなさい。

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November 04, 2007
どどどどうしましょう。
まったく想像していない展開で動揺しております。
っていうか、納得できないっ!
さらに、来週桶狭間~~~、辛いっ!!
クラブで心を落ち着けないと・・・。

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October 28, 2007
ある意味、面白い回でした。
リツちゃんが勘助の養女になり、ほのぼのコメディモード。
勘助は苦難の連続の人生ですから、たとえ嫁としてではなくともリツちゃんと一緒に生活して、少しでも和やかな時間を過ごせたらいいなと思いました。
長尾景虎と和睦する条件として、信濃守護職を得た晴信。しかし、信濃守護になったことで信濃を侵略しようとする長尾を討つ大義名分ができた、らしいです。一方、景虎は信濃守護より上の地位ということで、上杉憲政の養子となり上杉家と関東管領職を継ぐ、らしいです。こちらは、北条家を討つことが条件なのだそうで。景虎はあちこちで頼られているようで、ややこしいです。
さて、信濃守護となったからには出家して、家臣領民すべてを慈しめるよう己を律していこうと思うと、いきなり言い出したのは晴信。それは政略としてもいいことだと勘助も大賛成の様子。そして、晴信、鬼美濃、真田、勘助は頭を丸めたのでした。う~ん、みなさん、迫力がありますね。
久々に登場の矢崎家。こちらはなんだか暗いムードが漂っています。ヘーゾーが漂わせているのだけれど。ヒサの言うように穏やかに過ごせればいいと思うのですが。どうして勘助と張り合おうとするのかしら。
娘の名前をミツにしたのですね。ヒサはミツの話は知っているのでしょうか。
ところでオープニングの花の座、忍芽でしたか!?

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October 21, 2007
別に勘助と景虎が遭遇しなくてもいいのではないかと思いつつ・・・
姫様が亡くなり悲しみに暮れる勘助。なのに晴信も志摩も「姫様との約束を守れ(=嫁をとれ)」とせっつきます。晴信も志摩も勘助も、由布姫にとってとても身近な存在だったはず。顔を合わせたら、まずは姫様の思い出話をしませんか?
心の整理がつかない勘助は、高野山へと旅立っていったのでした。
一方の長尾家では、家臣同士の内紛が起きていました。少しでも領地を増やしたい、自分の領地を守りたいとは当主として当然の考えだと思うのですが、景虎はこう言います。
「大熊、さように領地が欲しければこの城をそちにくれてやろう。城など無くとも、面目など立たずともわしには義が残る。」
なんか感じ悪~い。そんなキレイゴトでは戦国時代を生き抜けませんから、と思ったら、出奔してしまいました。
そんな二人が高野山で出会います。
「なぜ景虎が出家???」
疑問に思った勘助は火を焚いて真言を唱える景虎に近づきます。と、振り向きざまに急に攻撃を加える景虎。刀を抜かずに待ったをかける勘助に、かまわず攻撃を続けます。勘助に殺気があったのかもしれませんが、さっきまで真言を唱えていた人が抜刀していない者にいきなり攻撃はおかしいでしょ。それとも、武田家への呪いの言葉でも唱えていたのでしょうか。結局、清胤の一声で争いは収まりました。
そして二人仲良く曼荼羅のお勉強。翌日は二人仲良く朝ご飯。でもお経が聞こえていますから、朝のお勤めの時間かと思われますが。なんだか笑えない冗談を言い合って笑う二人なのでした。
べべん。
甲斐へ戻った勘助。リツとは縁組は縁組でも養子縁組ということになりました。
そうきたか。
でも、最後に勘助の穏やかな顔。まあ、これはこれでよしとしましょう。

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October 14, 2007
時代がどんどん動いている、そんな感じでした。
なぜそんな印象を持ったかと言えば、やはり松平元信の登場でしょう。
なんと、松平元信(後の家康)は雪斎さまの意志を継ぐ者だったのですね。雪斎さまはご最期を遂げられましたが、「天下に平安を」という意志は元信に引き継がれたのです。なんだか感動でした。今川家にとっては、大きな痛手ですけれど。大好きな今川トリオが解散してしまったということは、とても悲しいことですけれど。
ドラマとしても、主人公・勘助が愛してやまない姫様が亡くなられ、やはり大きな転機です。自分がいなくなっては勘助の生きる支えがなくなってしまうと思ったのか思わないでか、姫様は勘助にリツとの婚儀を命令します。「勘助、礼を言います。山本家の反映を祈りまする。ご武運を祈りまする。」涙目で頭を下げる姫様。言葉は強気でも姫様の勘助に対する愛情が感じられ(やはり相思相愛だったのですね)、うるっときました。
さて、今後の楽しみはデンベエと葉月の恋の行方(?)でしょうかね。

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October 07, 2007
このごろ話題の勘助の結婚話から始まった今回。
晴信が由布姫に勘助の婚儀について相談しています。何故今頃、何故由布姫にと思っていたら、由布姫は来週亡くなられてしまうのですね。由布姫の運命を知っているかのように「そちを大事に思うておる」「いつまでもそばにいてほしい」と甘い言葉を連発するオヤカタサマなのでした。
一方館に戻った勘助を待っていたのは、噂のリツ。「勘助殿、私がお嫌いですか?」「私では奥方が務まりませぬか?」猛烈にアプローチしますが、なかなか勘助は落ちません。鬼美濃に文句を言いに行った勘助ですが、娘が気に入らないのか、本当はおまえになんかやりたくないっ!と逆ギレされてしまいました。そりゃあそうでしょう。
さて、長尾景虎が上洛している間に、武田、北条、今川の三国同盟を結んでしまおうと画策する武田家。織田との戦いで忙しい今川を北条に攻めさせ、助けるふりをして、三国同盟をまとめる作戦です。
「和睦などあってないのがこの世じゃっ!」と義元殿はイライラモードですが、さらりとたしなめる寿桂尼さまと、「したたかにおなりくださいませ」と武田の謀略にのることを勧める雪斎。大好きな今川トリオですが、来週で解散のようです・・・。新キャラ・氏真クンはボケ役のようで、これまでボケ役だった寿桂尼さまから「あほぅ」とツッコミ入れられていました。
そして雪斎自ら武田家、北条家へ使者に出向き、ついに冨士の見える善得寺でのお山の大将三者会談が開かれたのでした。同盟の証はそれぞれの姫をそれぞれの家に嫁がせること。まさに血によって家と家を繋ぐのですから、結婚とは最大の政治的手段なのでしょう。
梅姫が武田家を離れる日、三条夫人は涙ながらに娘を抱きしめるのでした。「そなたの不幸をここにいる誰一人望んではおりませぬ。」三条夫人の言葉は、盟約を破って子ども達を不幸にしてくれるなという、晴信に対する言葉のように聞こえました。
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September 30, 2007
べべん♪
景虎サマの武田征伐宣言で始まりました、川中島。
「これより天道に従い武田晴信、成敗しに参るっ!」
はい、成敗しちゃってください。
白い馬に乗っている時点で、あなたが王子。あなたが正義でしょう。
かの義経君だって白い馬に乗っていましたもの。
しかし長尾の快進撃は勘助の想定内。長尾を挟み撃ちにする作戦です。どっこい長尾の軍師・宇佐美だって負けてはいません。武田の裏を掻いて深志城へと進路変更。軍師同士の策の読み合いです。
ここで閑話休題。
タキチが長尾景虎に会ったことのあるデンベエに、景虎の容貌を尋ねます。
タ「どげんな顔をしているかのう、長尾景虎は。」
デ「わしにそっくりじゃ。」
タ「それで景虎には女子が寄り付かねぇだか。」
いい感じに笑えました。
さて、武田軍が刈谷原城から退き、川中島一帯に長尾の力を示したということで引き上げようとした景虎軍でしたが、なんと諸角軍が刈谷原城へ戻り籠城の構えをとりました。ここぞと攻めの姿勢に転じる長尾軍。予想外の諸角の行動に武田軍は焦ります。結局、勘助の夜討ちの策に兵を退いた長尾軍。と見せかけて、さらに引き返す景虎。そして、千曲川を挟んで両軍が対峙します。が、ここは両陣営が見合っただけ。
「わしは別れを告げに来たのじゃ。」
捨て台詞を残して、白馬のロン毛王子は去っていったのでした。
べべん♪

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September 23, 2007
川中島のプロローグともいえる今回。
の前に、勘助のちょっといい話がありました。鬼美濃の娘・リツが勘助に猛烈アプローチ。「勘助殿をお慕い申しているからです♪」。ミツ→リツ、なるほど明るさ、積極性と共に、名前も似ていますね。
さて、村上攻め。勘助の作戦通り、村上は落ちて越後へ援軍を求めました。村上の首、討つべし!と意気込むのは馬場民部。村上は浅瀬を避けて川を渡るだろうと読んだ馬場でしたが、待ち伏せした場所に現れたのは村上の奥方と侍女。その中にはヒサもいました。馬場の軍に見つかり次々と自害する奥方と侍女達。ヒサもいよいよ自害しようとした時に、馬場が止めました。暗がりなのに、一目で矢崎の娘・平蔵の妻と見抜きます。さすが馬場民部!痛い一撃をくらったものの、ヒサを見逃したのでした。
国を追われ奥方を失い武田への憎しみを募らせる村上。景虎もいよいよ正義のために信濃出兵を決めるのでした。
なんとなく、村上、景虎の方に義はあるのではないかと思うのですけれどね・・・
戦国時代だから誰が正しい、というのは無いのでしょうけれど・・・

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September 16, 2007
主役そっちのけの『風林火山』。
今回はお北さまがメインかと思いましたら、関東管領上杉家の悲劇に多く時間を使っていました。
家臣の策略により敵方北条家に捕らわれた上杉家嫡男竜若丸。北条氏康は引き出された竜若丸の縄を切り、刀を持たせます。斬りかかる竜若丸、受けて立つ氏康。竜若丸の刀を額に受けた上で氏康は、竜若丸を斬ったのでした。
「見事な最期じゃ。これぞ誠の武士ぞ。」
先週の小山田くんご最期より時間が長いし感動的じゃん、と内心思いつつ…。
お北さまは、信虎、晴信、太郎(義信)が重なる不吉な夢を見て、最後まで晴信のことを心配しながら亡くなられました。「母上は心安らかに過ごされたことがない」とかなんとか晴信は言っていましたが、それって誰のせいよ。
「苦労など修行と思えばよい」お北さまから三条夫人への遺言にぐっときました。
↓新装オープン「風林火山クラブ」

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September 09, 2007
いよいよこの日が来てしまいました。
小山田クラブ部員にとってのXデー。
なんと申しますか、今回の『風林火山』の小山田くんのご最期としては
”らしいかな~”と思いました。普段斜に構えている小山田くんが真っ直ぐに愛した敵の大将の正室、ミル姫。ミル姫は前の夫の子を身ごもっており、その子を助けるために小山田くんの側室になったようですが、その子・藤王丸が病死してしまいます。親、夫、子どもを失ったミル姫の心の傷は小山田くんの愛情で治すことはできず、とうとう小山田くんは寝首を掻かれてしまったのでした。ミル姫の自刃のシーンから、ミル姫は小山田くんの愛情を分かった上での無理心中だったのだろうと私には思えました。藤王丸を亡くしては、ミル姫が小山田くんのもとで生きる大義名分が無くなってしまいます。屈折した愛情の刃で命を落す、そこが小山田くんっぽい感じなのでした。
これまで楽しませてくれてありがとう、小山田くん。
それにしても、他国に聞こえが悪いから討死ということにしておこうって、それはどうなんですかねぇ。
そうそう、小山田家の嫡男・弥三郎くん、こちらはいかにも小山田くんの息子という感じの可愛い男子ですね。
ということで、リツとか今川トリオとか話のネタはありますが、小山田くんに敬意を表して今宵はここまで。

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September 02, 2007
「悋気(りんき)とは、嫉妬の事を指す。
どの種類の嫉妬でも(金銭の妬みなど)使われ方は間違いではないが、特に恋愛がらみの嫉妬の事を指す。
三角関係などの嫉妬などがこの言葉に当たる。」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オヤカタサマの女性関係はなんだか面倒くさいことになっていますね。
知らぬは勘助と由布姫ばかりなり。
前回は出かけていて本放送を観ることができませんでしたが、昨日再放送で 「真田の本懐」をチェックしました。やはり真田家はいいです。感動でうるうるした昨日の今日だけに、なんだかねぇ・・・
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August 19, 2007
一週お休みしている間に、勘助は景虎が宇佐美を口説くための土産モノになっていたようです。三顧の礼も尽くされて、景虎に仕えることを決めた宇佐美でした。大御所・宇佐美拳さまにアイドル(?)Gackt景虎さま、絵になります。
百丁の鉄砲が届かず長い間幽閉されていた勘助。景虎は宇佐美の助言もあり、武力行使をせずに長尾政景を攻略します。そして勘助が処分される日。何故他国を侵略しようとするのか、多くを望むのは虚しいこと、と荘子を用いて説教する景虎。何分か前に大井夫人も同じようなことを晴信に諭していました。しかし、攻撃は最大の防御の勘助と晴信。そんな言葉に躊躇はしないのです。神仏に祈れという景虎に、自分は神仏には祈らない、神仏に救われたことはない、自分は人を好むと言い放つ勘助。そして、景虎は勘助に向けて鉄砲を構えるのでした。ここでドラマでしかありえないタイミングで、デンベエと根来の親分・津田監物登場。晴信が手配してくれていたようでした。あぁ、オヤカタサマ!
「ドーアンは返してやる。金子もはずむぞ。ははははは。」景虎さまの笑い声、初めて聞いたような…
それにしても景虎さま、姫様並みのお召し替えでしたね。オレンジもなかなかでしたが、やはり一番黒がしっくりくるかしら。
↓小山田家はどうなっているの?

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August 05, 2007
誰が敵で誰が味方なのか、油断できません、戦国時代。
真田様は何を考えているのか、どこまで読んでいるのか。
村上攻めの足掛かりに砥石城攻略を任された真田様。砥石城攻略のあかつきには真田の地を与えるとオヤカタサマが約束したのですから、真田様も忍芽も力が入ります。何を感じてか、逸るなと忠告して甲斐へ戻る勘助。
そんな真田様のもとへ、「村上の間者をつきとめた」と葉月が現れます。一緒に酒を飲んでいた相木殿は、「その間者は使える、我らだけで砥石城を攻めよう」とふっかけます。真田様、相木殿、葉月、それぞれの表情の裏に何が隠れているのか。
真田様は真の間者・フカイの前で、スノハラ兄に嫌疑を掛けスノハラ弟を間者として村上へ送り込みます。兄を救い出したいというスノハラ弟の策に乗り、真田攻めへ兵を出す村上。しかしこれは真田の罠で、村上の兵は討ち取られてしまいます。この中には矢崎父が…。ヘーゾーとヒサが結ばれ、ようやく矢崎家にも幸せが…と思ったのに…。
まだ間者がいるのか、真田の地は真田家に戻るのか、武田と村上の戦いの行方は。次の展開が気になります。
(たぶん)主役勘助は鉄砲商人となって越後へ。Gackt景虎とのご対面です。が信仰の篤い景虎に、「それで仏門に仕えているのか?」と思いっきり疑われています。売る気の無い鉄砲が到着するまで、人質になってしまうようですし。
こちらも何を考えているのか分からない、小山田くんとミルちゃん。
小山田くんのお慈悲で武田家への恨みも消えたみたいな殊勝なことを言っているミルちゃんですが、腹の底では何を思っているのやら。さらに小山田くんはちょっと大きくなったミルちゃんの子・藤王丸を見て、立ちくらみしています。この反応は一体!?

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July 29, 2007
『風林火山』フィーチャリング長尾景虎が、いよいよ始まりました!
長尾景虎がどのような経緯で実質的な越後の国主となったか、長尾景虎はどのような人物か(子どもの頃はヤンチャだったらしい)などが語られた回でした。家督を継いだとは言え、敵対する従兄弟がいたり、跡目の問題があったり、景虎サマは景虎サマでいろいろ悩みの種があるようです。
「何故じゃ、何故みな欲を捨てぬ!」
今回のちょっといい話は、矢崎家。
めきめきと弓の腕を上げ、村上義清の近習となったヘーゾー。矢崎家の屋敷で矢崎父娘と晩酌し、こえぇくらいに幸せな気分のヘーゾー。そこへ突如、矢崎・父が爆弾発言をします。「須田様がヒサを側室に欲しいと言っている」と。村上様の横でヘーゾーにガンを飛ばしていた人ですね。難色をしめすヒサに、いい話だと勧めるヘーゾー。そこへさらに矢崎・父が言います。
父「ヘーゾーはそれでよいか?」
ヘーゾー「へ?」
父「わしは嫌じゃ。」
ヘーゾー「へ??」
そして矢崎・父はヘーゾーに「頼む、ヒサを妻としてやってくれ、頼む」と繰り返し繰り返し頭を下げるのでした。泣き虫ヘーゾーも泣いていましたが、私もうるっときたのでした。
さて、勘助は鉄砲を調達しに紀州へ。鉄砲の指南役としての訓練を受けるため、デンベエは紀州においていかれます。海路で鉄砲を運ぶため港が必要となったので、勘助は駿河へ出向きます。さくさくと勘助にイヤミを言いながらも、義元は織田との争いで武田どころではないよう。さっさと雪斎と消えていきました。勘助との交渉は寿桂尼さまのお役目のようです。
勘助と晴信は、いよいよ天下を目指すのだとか。
越後の海を手に入れて、駿河の海を手に入れて・・・道は遠いようですが・・・。

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July 22, 2007
板垣は生きている・・・
板垣が晴信に書かせた諏訪神号の御旗の下に、武田と諏訪勢が力を合わせ、小笠原軍を破りました。諏訪へ勝利の報告に訪れた晴信は、諏訪神号の掛け軸を前に、板垣に語りかけます。
「板垣、此度は大儀であった。わしはそなたに一つ大事なことを約束する」と。
晴信は、生涯甲斐に城を築かないと約束するのでした。
人は城 人は石垣 人は堀 情けはみ方 仇は敵なり
舞を舞う板垣の幽霊。
晴信ほどではありませんが、私も涙ボロボロでした。
この負け戦で忘れかけていた心を取り戻した晴信。予告編ではお顔も正気モードに戻っているようでした。
勘助も軍師の座に復活。しかし、来週は長尾景虎が出てきますから、主役の座に復活できるかどうか。
影武者デンベエは助かったようで、良かったです。
小山田クンも凛々しいのに、さらっとイヤミを言ってステキでした。
でも、ミル姫に子どもが生まれたと喜んでいたけれど、それって・・・

新潟、長野方面で大きな地震がありました。
被災された方々には心よりお見舞いを申し上げると共に、一日も早い復興をお祈りいたします。
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July 15, 2007
見事なり、大河ドラマ『風林火山』!
見入ってしまい、あっという間の45分でした。
オープニングでいきなり、板垣から勘助への遺言。
「そちが月影となってオヤカタサマを照らし続けるのじゃ。」
甘利は大井夫人に覚悟を伝えます。
「この甘利、何があっても甲斐の地と共におります。」
敵陣では村上が志賀城の悲劇を振り返り、
「武田、断じて許すまじ。この戦、我らに正義ありっ!」と士気を鼓舞。
そして上田原合戦が幕を開けたのでした。
草原で兵がぶつかる遠景も、板垣・甘利を中心とした人間ドラマもどちらも見事で息をつかせぬ展開です。
板垣はデンベエを晴信の影武者に仕立てます。思いもよらぬ板垣とデンベエのやりとりに、もう涙ボロボロの私。一方甘利も画策していた通り、敵陣中で大将の首を取るべく村上陣へ走ります。茶漬けを掻き込む村上にパワーを感じました。
甘利が村上陣へ行ったと知らせを受けた武田本陣。甘利が寝返ったのかと重い空気が流れます。我らが小山田君は例の如く「万に一つも起こりえぬことなどこの世にはない」などと小難しいことを言っておりましたが。この緊迫した場面で、きましたオヤカタサマ。「おのれぇぇ甘利ぃぃぃ」と目を白黒、眉をピクピク。あなた、ここで視聴者を笑わせてどうするっ!勘助が甘利の言葉を思い出し、甘利の作戦だとオヤカタサマの気持ちを静めるのでした。
夜も更け、村上陣では・・・
甘利が村上の首を討つタイミングを見計らっています。板垣陣に夜討ちをかけ、本陣の動きを誘うと告げる村上に、甘利が斬りかかります。が、なんと甘利の動きを見張っていた平蔵の矢に阻まれ、捕まってしまうのでした。
戦を早く終らせようと逸る板垣・甘利の身を案じ、村上や板垣の予想通り、自分が行く、総攻めだといきり立つオヤカタサマ。甘利は村上陣を脱走し、矢を射られながら、まさに必死で板垣陣に撤退しろと告げるのでした。息絶える甘利に板垣は「甘利殿、直に会おう。」
そして総攻め。諸角も小山田も真田も馬場も、皆兵を挙げます。
しかしもう、板垣は村上勢に取り囲まれてしまっています。ここからは千葉真一劇場でした。一つ一つの形が様になっている殺陣と、戦国無双のような絵のような戦闘シーン。かっこいい、かっこよすぎます。が、さすがの板垣でも多勢に無勢、ついに力尽きるのでした。最期の言葉は「若…。」
板垣の言葉通り、撤退を進言する勘助。
次回、軍師勘助はどう動くのでしょうか。
記事を打ち込みながら、頭の中ではまだ『風林火山』のテーマソングが流れており、興奮冷めやらぬ私です。
久々に凛々しいお姿でした、小山田くん♪ファンのための小山田クラブはこちら。

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July 08, 2007
板垣から晴信への最後の説得から来週の予告へかけての流れで、感極まってしまいました。
今回は『風林火山』前半の山場であろう次回へ向けてのプロローグ。妄念に囚われ恐れおののき暴走するオヤカタサマ。もう誰も止められません。止められないことが分かり、重臣達は各々決意を固めます。勘助も、板垣も、甘利も、諸角も皆ずーっと涙目でした。
そんな中ちょっと心持が違うようなのが、我らが小山田くん。前回の高笑いを聞いて、いよいよ晴信に感化されダークサイドに落ちたかと思いましたが、なんだかかっこいいことを言ってミル姫をゲットです。晴信の、働きに応じて所領を与える発言にも、「よしっ」みたいな顔をしているし。
来週、もちろん見ますけれど、辛いです。。。

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July 01, 2007
大河のトップページの座は取り戻したものの、オヤカタサマの信頼は取り戻せない勘助。
軍師なのに志賀城攻めの相談をされなかったようです。勘助の知らないうちに、オヤカタサマの命令で相木は村上へ内応。力尽くで村上を落そうとするオヤカタサマに危機感を感じる甘利は、軍議の場で勘助に意見を求めました。
「オヤカタサマ、それがしが城へ参ります。」
降伏を勧めに行くと言う勘助にオヤカタサマは「ならぬ」と言葉を重ねます。
「戦とは力をもって百戦百勝したとて、最善の策とは言えません。戦わず勝つこそ最善の策。」
勘助の考えは変わっていません。しかし、オヤカタサマは変わってしまいました。
そんなことを言っているから、武田に歯向かう者が後を絶たないのだ、力を見せ付けることも肝要なのだ、と力むオヤカタサマ。
勘助の「将たる者、慈悲を見せるのも肝要かと存じまする」に、「控え、勘助っ!」とついにキレルのでした。
「今は負けることが怖ろしい。」勝つことしか知らないオヤカタサマの恐怖心を、誰も救うことはできないのでしょうか。負けることでしか、変わることはできないのでしょうか。
残り半年、このままオヤカタサマに嫌われていては軍師勘助の立場は無い訳で、今後の展開が気になります。
さて、お楽しみはGackt景虎さま。
赤い着物を着ています!そして顔が白い!
兄上が病弱だとか言っていますが、あなたが病弱そうに見えますから、と軽くツッコミ。台詞はGackt節にならないように心がけているようにお見受けしました。
義を気にする景虎ですが、兄は気にしていなかったようで、軍勢が差し向けられます。「世の乱れを正したまえ。我に力を与えたまえ。(あれもう一つは何でした?)」琵琶を弾きながら祈るGackt景虎さま。って、あなたは呪術者ですか?
何でもあり、Gackt景虎さま、最高です♪
さて、今日の小山田君。お髭はイケマセン、お髭は…。
もともと強い方につく小山田くん。今日はオヤカタサマ色に染まっています。助けた笠原の奥方を貰い受けたと勘助に告げ、なんと高笑いして去っていきました!

*スパム対策のためTBを承認制にしてみました。反映まで少し時間がかかると思いますが、ご理解くださいますようお願いいたします。
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June 24, 2007
晴信も勘助もだんだん邪悪になっていくようで、後味の悪い回でした。これからこういう回が続くのでしょうか。
感じの悪い大人の中で天使のようだった寅王丸。キューピーさん顔がとても可愛らしい。そんな寅王丸を勘助は、あの雪斎に預けるとぬかしたのです。酷い、酷すぎるっ。
とは思ったものの、武田家にいて家督争いのごたごたに巻き込まれるよりは、甲斐を離れて出家した方が幸せかもしれません。
使者として今川家を訪ねた勘助。待っていました!義元、雪斎、寿桂尼トリオ登場です。期待に応えようとしてくれているのかNHK、画面がミョーに三分割されていました。
「厚かましい!父だけでなく甥までも今川に預けるのか」と勘助大嫌いオーラをバンバン発しながら義元が言えば、寿桂尼さまが「人質ということか」とフォローに回ります。「仏の道は来る者を拒まず」と雪斎も承諾し、面白くない義元、ずずいと勘助に近寄りいつものようにイヤミな口調で悪口をぶつけるのでした。
「そちはその己が、その欲が強すぎるのじゃ。
主への忠節を隠れ蓑にしてそれを人に悟られまいとしている・・・それがそちの醜さじゃ!」
けっこう図星かもと思っていたら、勘助は板垣にも同じようなことを言われてしまいます。
「そちは四郎様への思いが強すぎる。
私利私欲のためにお育てするようなことがあっては決してならぬのじゃ。」
と言われたにも関わらず、ついにダークサイドに落ちた勘助は
「わしはあの美しい和子様にオヤカタサマの家督を継いでもらいたい」
と口に出したのでした。
勘助の不穏な動きに気づいた三条夫人は、晴信に詰め寄ります。
「家督は安泰であると太郎に仰せくださいませ。」
しかし、晴信は言うのでした。信虎オヤジが乗り移ったかのように。
「家督を譲るも譲らぬも、このわしの胸三寸じゃ!!!」
この感じ悪~い回にあって、寅王丸と共に清涼剤となったのが、甲州法度を考える駒井と源五郎。純粋に晴信と甲斐を思う二人に胸が熱くなりました。一応晴信も、駒井の「主君自らも法度に従うべし」案を聞き入れてくれましたしね。
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June 17, 2007
きゃぁ♪大河ドラマのトップページ、かっこいい!!
Gackt景虎さまを見ることができたのは嬉しいですが、でも今回の登場って視聴者ウケを狙っていません?赤と黒の影絵のような登場も、Gacktのキャラを意識しているような怪しげな祈祷シーンも、かっこよかったですけれどね。
さて、私が東京に行っている間に鉄砲で撃たれた勘助、しかし真田に助けられたようです。マグソが効いたのだとか。命を助けてもらった勘助は、真田幸隆殿のヘッドハンティングにも成功します。それにしても真田家はいい。義理人情に厚く男前の主、凛々しく夫思いの妻、賢く健気な子ども達、そして忠実な家臣達。武田家に仕えることに決めて真田の土地へ戻った幸隆達を迎える家臣団に、胸が熱くなりました。
一方、晴信には何があったのでしょう。まず髭を生やしているのに驚きましたが、性格が悪くなっているよう。メイクもちょっと悪人メイクに変わりましたか?由布姫に自分と勘助とどっちが好きかなんて聞いているし、なんか戦法も勘助を意識して板垣が制したのに大井を力攻めにしているし。甘利じゃありませんが、本当に先代信虎オヤジのよう。「ようした~、教来石~」は信虎かと思いました。真田に旧領を与える気前の良さは相変わらずでしたが、板垣は慢心しているのではないかと心配しています。ヤキモチを妬かれている勘助に、オヤカタサマを諌めることができるのでしょうか。
さて我らが小山田くんもご登場なさりました。甲冑姿はGackt影虎に負けないくらい素敵です。勘助が生きていたと聞いて「しぶとい奴よのう」と眉をピクピク動かされるところはチャーミングでした。
ヘーゾー君も登場して、とりあえず今夜は私にとっては豪華版でした。

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June 03, 2007
最初に軽く、御懐妊されて気持ちが和んだ様子の由布姫から。
「勘助、私はそなたに酷い仕打ちをしてきたようでならぬ」
「してきたよう・・・」って、あなた、十分酷い仕打ちをしてきましたからっ!
久々に雪斎殿、登場。北条討伐のための兵を出して欲しい、と今川の用件を伝えます。
さっそく軍議。いつもならば重臣が一通り意見を出し最後に勘助が案を述べるのですが、今回はちょっと違いました。「戦を避ける方法は?」とのオヤカタサマの問いに勘助が「やはり…」と答えようとするところへ、小山田くんが「ございまする!」と発言したのです。静観し、北条が勝てば北条と和議を結べばいいという小山田案。さらになんと親切な小山田くん、資料を用意して、北条、足利、今川、上杉の関係を説明してくれたのです。
軍師勘助、主役ですからここは黙っているわけにはまいりません。小山田提出の北条と武田との和睦案に対して、北条と今川を和睦させるという案を提出します。「さようなこと、できるわけがなかろう」、むっとする小山田くん。しかし、雪斎の口ぶりを読んだオヤカタサマは勘助案を採用したのでした。小山田くん、残念っ!
さて、今川家へ使者として出向いた勘助は、密室で雪斎とアヤシイ会談をします。実は北条との和睦を望んでいる雪斎、勘助を義元へ取り次いだのでした。
なんと!義元サマ、威厳を出そうとしているのかお髭を生やしているではありませんか。私は軟弱そうなお姿が好きなのですけれど…。相変わらず厭味炸裂の義元サマでしたが、結局和睦に応じます。
「よう分かった、さすがは雪斎。よう武田を促した」と雪斎を褒め、勘助には「そちはだたの使いじゃ。このわしを説き伏せたとはゆめゆめ思うな。書状の受け取りにはしかるべき家臣を使わせ」と釘をさすのでした。
寿桂尼さまもちらりと登場。「勘助に会うてみたかった」のだそうです。三人揃い踏みではありませんでしたが、やはり義元、雪斎、寿桂尼さまはセットなのですね。
さて、勘助は小山田くんを呼び出して北条と今川の和睦は雪斎の作戦だった、その作戦の裏の裏まで気づいたのはオヤカタサマのみだった、と褒めまくります。これには別の意味も込められていたようで、勘助を下がらせた小山田くんは「このわしは、所詮オヤカタの器にはなれぬと申すか」と呟くのでした。お姿だけでしたら、晴信殿よりずっと素敵なのですけれどね。
板垣と共に北条家へ向かう勘助。そして北条説得にも成功し、戦を避けることができたのでした。三国、激突してないじゃん。
晴信と共に海を眺める義元サマ。お髭は気に入りませんが、アヤシイ笑い声も何もかもいいですわ。
たっぷり義元サマと小山田くんを拝見でき、今夜はいい夢が見られそうです。
↓今回のクラブは盛り上がりますね。

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May 27, 2007
本日は由布姫デー。
気分が乗らないところに電話がかかってきて長電話になってしまい…という訳で、感想はさらりと。
白酒は予想通り萩乃が飲みました。
「お方様も私をお疑いになった」と相変わらずだだをこねる由布姫。お方様もオヤカタサマも私を飼い馴らそうとしていると言い放ったところ、オヤカタサマも聞いていました。
いよいよ由布姫を諏訪へ戻すことに決めたオヤカタサマ。が、由布姫は諏訪から脱走してしまいます。
雪の中を姫を探し回る勘助。ですが、疲れてしまったのか雪の中にバッタリ倒れ込みます。
「姫様、さぞお寂しいことでしょう。分かりました、勘助は姫様のためにこの命を捨てまする。」切腹するのかと思ったら、髷を斬っただけでした。
そして、小さなお堂で動けなくなっていた由布姫を発見したのでした。
由布姫と一緒に逃げる気満々だった勘助に由布姫は言います。
「オヤカタサマと離れて暮らすなど私にはできぬ。今はただ、あの方にお会いしたいだけ」と。オヤカタサマを討つことでオヤカタサマは自分ひとりのモノになる、そんな浅ましい考えをする自分を殺めて欲しい、いつもの目ヂカラバリバリの怖い顔で涙を流す由布姫(この由布姫は美しかった!)。しかし勘助は言います。「なんと小さきことをお考えにございまするか」と。
「オヤカタサマは天下人となるのです。この勘助がそうするのです。」
「生まれてくる和子さまは天下人の和子様となるのです。この勘助がそうするのです。」
そうか、晴信と由布姫は、勘助の夢なのですね。
家庭にも体にも恵まれなかった勘助が、若い晴信と由布姫に天下人となり幸せを極めるという夢を託しているのですね。
そして運命の摩利支天が由布姫の手へ。
「これからはオヤカタサマ(この勘助が)がいつでも姫様をお守りしておりまする。」
来週は久々に雪斎殿が見られるようです。
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May 20, 2007
長窪城を謀略により落とした勘助は、諸角の提案もあり、ついに武田家の軍師になりました。いつもの軍議の場で勘助は、晴信より紋(?)の入った眼帯と陣羽織を与えられます。オヤカタサマに認められた、ついにここまできたという喜びなのでしょう、陣羽織をとる手が震える勘助。勘助の純粋さに切なくなります。
そんな勘助の気持ちを弄ぶように(?)オヤカタサマは、由布姫が馴染まない、本心を探れと命じます。独り者の勘助に、勘助憧れの由布姫との褥トークまでしてデリカシーの無い男です(怒)そんな奴に姫の本心を教えてあげなくてもいい訳で(!?)、なんと勘助、由布姫から聞いたことは何も教えてあげなかったのでした。拗ねてしまったオヤカタサマは「それが分からぬようでは、そちを軍師にはできぬな」と捨てゼリフを吐くのでした。
一方の由布姫、三条夫人にメラメラとライバル心を燃やしています。三条夫人も三条夫人で、人の心が読めない人なのか空気が分からない人なのか、わざわざ反感を買いに由布姫を訪ねるのですから困ったものです。最後にはオッカナイ顔の由布姫に、妊婦なのに甘酒を勧められてしまいました。もちろん来週、萩乃か志摩が酒を飲むのを止めますよね?
そうそう、平蔵と勘助の再会もありましたね。長窪城から逃げようとする平蔵に「わしに下れ、武田につけ」と説く勘助。しかし、ヒサと一緒の平蔵はもうこれまでの平蔵とは違います。が槍で勘助を突こうとして、またも交わされてしまうのでした。教来石の助けもあり、落ちていく平蔵とヒサ父娘。仕方がないのかもしれませんが、ヒサさま、甲冑を着けるのはいいとして、ピンクの着物は目立ちすぎると思います。さて、この三人が潜伏していた小屋で出会ったのが、真田さま。真田さまの山伏のコスプレもあやしげで目立つような…。
ところで本日は小山田くん、ついに台詞が無かったような?長窪城攻略の軍議の場でチラリと素敵な甲冑姿は見せていましたが、もっとアップで拝見したかったです。今回は源五郎ちゃん達の出番が増えた分、小山田くんの台詞がカットされたのでしょうか。

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May 13, 2007
本日のサブタイトルは「呪いの笛」。
原作と関係の無さそうなオドロオドロシイ題名は何でしょう?と思ったら、三条夫人が主役の回だったのですね。父親を殺された由布姫もお気の毒ですが、由布姫は若く美しく晴信の寵を受け本人も望めば、将来は開けてくる。まさに攻めの立場。対して三条夫人は正妻であり、晴信との間に子どもはいるものの、今までの平穏な生活でなくなることは必至の守りの立場。晴信に疎まれないように、晴信の役に立つようにと気丈に頑張る三条夫人に、今回も声援を送りながら見ていました。三条夫人と由布姫の戦いだけではなく、萩乃と志摩の侍女対決も良かったですね。
さて、懲りずに再び由布姫を訪ねた三条夫人。今回は、自分の身の上話、晴信とのこと、そして今回由布姫を迎えるにあたっての自分の思いを語りだします。
「オヤカタサマの良さは見た目では分からない。オヤカタサマは私利私欲で諏訪を攻め取り、そなたをほしがる人ではない。」(自分にも言い聞かせているのかしら。)
ここで差し出す京より持参した「呪いの笛」。
「お苦しみの多いオヤカタサマをお慰めしてほしいのじゃ。」
「オヤカタサマをどうかおたの申します。」
正妻に頭まで下げられては、気分は重たいですよね。
「所詮政の道具にすぎぬ私に心などないほうがましじゃ」と由布姫は自暴自棄ぎみなのでした。
そこへずかずかと笛を調べに上りこむ、女心がまったく分からないらしい我らが主人公・山本勘助。当然の如く、大好きな姫に「恥ずかしいと思わぬのか」と軽蔑されてしまいました。
さて祝言の夜、寝所に入った晴信はただならぬ気配を感じ取ります。
「そなた何を隠しておる」
まず由布姫が取り出したのは、笛。
「その笛は」
そう、お方様よりいただいた「呪いの笛」です。
一晩中笛を吹き続けた由布姫。晴信は心地よく眠りに誘われ、三条夫人も眠りについたのでした。って、本当に討つつもりならばこの時点で寝首を掻くべきでは。
勘助が信濃へ旅立った夜、
「もうよい」晴信が由布姫の笛を止めます。突然止んだ笛の音に何事かあったと察知する三条夫人。晴信に切りかかる由布姫。しかし、しっかり意識のある状態で晴信を刺し殺せるとは思えません。案の定、刀を落とされてしまいます。
「すまぬな。そなたに討たれてやることはできぬのじゃ。」
「そなたとわしとは国と国。わしは家督を継いだおりから一人であることを捨てた。一人であることを捨ててかえって一人きりになってしまったがの。それも運命じゃ。そなたとならその運命も分かち合えよう。」
三条夫人の時もそうでしたが、晴信はこういう政を絡めた理屈で女を落とすのですよね。
そして、晴信と由布姫が結ばれた夜。
一応気を遣って侍女に笛を吹かせたのでしょうか。しかし、三条夫人はその笛の音の違いに気づいていたのでした。(って他にも気づいていた人はいると思うけれど。)
あぁ、切ない。
本日も軍議にて、教来石などと共に一人一言の小山田くんでした。

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May 06, 2007
お出かけしていたりなんだりかんだりで、第17回は見逃してしまいました。
高遠を倒し諏訪全土を手中にした武田晴信。武田家では由布姫を側室に迎える迎えないでもめているようです。と言いますか、勘助と晴信だけが側室に迎えたいと思っていて、他の人々は皆さん反対のよう。勘助が姫を生かすために晴信の側室になることを勧めるのは分かるのですが、晴信が側室に迎えたいと望む理由がイマイチ理解できませんでした。たぶん勘助が説明するように、諏訪を治めるには虎王丸ではなく、晴信と由布姫の子が総領となってこそ、武田家に憂いが少なく諏訪の衆も納得する方法と考えているのでしょうけれど。
由布姫に何度も側室になることを勧めに行く勘助。生きたいように生きたいならば、「稚児様をお産みになることです」。これって、昨年度の石田三成と茶々を思い出しました。
マジメに道理を説いて姫を説得しようとする勘助ですが、なかなか姫は落ちません。そこで勘助よりは女心が分かる晴信、わざと(?)へたっぴな歌を贈り姫の心を和ませるのでした。
そして由布姫、運命の一日。
まずは甘利が訪ねて来ます。姫の前に刀を置き、プライドの高い姫を挑発する甘利。甘利が姫に自害をすすめているようですが、実は甘利は命をかけて姫を武田家から遠ざけようとした、と見抜く姫。晴信に少し関心を示します。
「武田晴信とはそれほどのモノですか?」
ここで勘助は、自分の妻が先代に殺されたこと、しかし晴信に諌められたことを告白するのでした。
やがて雨は上がり、由布姫の心にもやわらかな光が差し込むのでした。
甘利が去った後、今度は三条夫人が訪ねて来ます。
禰々が亡くなったこともあり、禰々の代わりに自分が由布姫を慰めに行こうと言い出した三条夫人。自分は正室であるという自信もあったでしょうし、純粋な優しさもあったでしょう。
「そなたが諏訪の姫さんか?
身一つで諏訪よりこの甲斐に来てさぞ嘆いていることであろう」
「いいえ嘆いてはおりません。これもさだめにございまする」
「さだめ?」
ピンとこない感じの三条夫人(この表情が可愛らしい)。が、ここで床の間に掛けられた晴信の歌を見つけてしまうのです。三条夫人の中に、嫉妬心や意地悪な心がムクムクと沸き上がってきたのでした。
「さだめなれば、そなたの心がけ次第でいかようにも愉しめると申すのか。さような恥じらいまで無くすとは、誠に国は滅びたくないもの・・・」
甘利と三条夫人が捨て身で武田家を晴信を守ろうとしていると感じた由布姫。自分だけが無傷でいるわけにはいかないだろう、と武田に入ることを決意したのでした。
由布姫、美しさよりバリバリな目ヂカラが魅力的だと感じた回でした。
そうそう、我らが小山田君。毎回台詞がないのではないかとそわそわさせられます。今回も側室に迎える迎えないの軍議(?)で、最後に発言していましたね。
「姫が親方様をを慕わぬとも分かりますまい」そこまでは良かったけれど、「男女の睦ごとも政と変わりますまい。」
さすが小山田君らしい発言でした。それでは女性にモテますまい?!

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April 22, 2007
運命の摩利支天が禰々様から由布姫の手に渡りました。晴信が禰々様に摩利支天を渡した時は不思議でしたが、この伏線だったのですね。主君のためならば人の心も捨てる勘助。しつこく姫の命は奪わなければいけないと主張していた勘助。ですが、由布姫の「死ぬのは嫌、どんなに辛くとも生きていたい」という気迫と、姫の下げていた摩利支天にミツを重ねた時、勘助は人の心を取り戻してしまったようです。このことが勘助と武田家の運命に大きく影響するようで。。。
今回も頼重殿と禰々様の夫婦愛にぐっときました。晴信と共に諏訪夫妻が最期の能を観賞する場面。正面を見据えながら禰々様の差し出した手を、やはり頼重殿が前を見たまま握る…ここは泣きました。小日向さんは普通のおじさんなだけに、一層哀愁を感じます。
「主君たるものはこの世で最も小賢しくならねばならぬことをわしは知った。」
武士、武将というと何か潔く、実直な印象がありますが、秀吉、家康しかり、大成する武将は小賢しくなければいけないのだろうと私も知りました。境内の岩をも砕いたという頼重の怨念、実直な分、さぞ無念だったことでしょう。
平蔵、ちらっと出てきて助けられましたね。ヒサの消息はまだ分かりませんが、平蔵君、とりあえず助かってよかったです。
小山田君、今日も台詞は長めの一言だけでした。まぁ、今回も出番は無いのかと心配していたので、お姿だけでなくお声も聞けたので良しとしましょう。もう少し、ひねりや皮肉のきいたことを言ってほしいですけれどね。

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April 15, 2007
泣ける回かと思いきや、どちらかというと淡々と作戦が進行した「諏訪攻め」の回。
勘助は、高遠に諏訪を攻めさせ、遂には頼重を自害させ、禰々と虎王丸を救いいずれ諏訪の当主にする作戦です。
晴信は勘助の謀略を聞き「勘助、そちの顔が悪鬼に見えるは」。半分本気だったのではないかと思いますが、「たんなる見た目じゃ」と冗談に流しました。
高遠勢が諏訪攻めの先陣を切ることを承知したと聞き、出陣する武田軍。勝利を祈願して盃を干すものの、晴信は浮かない顔です。当主としての初めての出陣の相手が、妹の、それも子どもが生まれたばかりの妹の婿ですから、気持ちが晴れないのは当然でしょう。「どうして諏訪へご出陣あそばすのか」と納得のいかない三条夫人に、大井夫人は「和を願うは晴信とて同じ。国を一つにまとめようと思えば、国が一つになって他国に攻め入るしかない」と応えます。三条夫人が大井夫人のように晴信の気持ちを理解できていれば・・・。
陣を構えたものの、なかなか出陣しない高遠軍。武田の陣中では勘助に失策があったのではないかという雰囲気に。勘助、頑張って次の作戦を考えます。諏訪を桑原城へ篭城させ、上原城へ火を放つ。そうすれば、高遠軍も攻めない訳にはいかない。
ここで、ちらちら映るもののなかなか台詞のない小山田君。台詞が無くても十分存在感はありましたが、「我が勢が先方として参りましょう」と口を開きました。
さて、本日一番活躍したのは教来石でしょう。信頼を得て矢崎家に使えていました。小山田隊を先頭に攻め込んできた武田勢を見て、「とても太刀打ちできぬ、諏訪もこれまでじゃのう、これまでじゃ、これまでじゃ」と家臣達の不安を煽ります。しかし、矢崎も馬鹿ではありませんでした。教来石の後をつけ、伝助に矢崎家の情報を伝えている現場を押さえたのでした。
諏訪殿に和議と形の上での降伏を勧めに来た板垣と勘助。ここで、武田に騙されないぞ、何と言っても間者を送り込んでいたではないか、と突き出されたのがさっき捕まった教来石。こういう危機一髪の場面に強い勘助、我らの胞輩ではない、その者は高遠に組したのだ、この場にて成敗いたしますと切りかかります。「待て、待たれよ」止める諏訪殿。まぁ姫様達の前だし、お庭は汚れるけれど、別に止めなくてもよかったのではないかと思ったりして。教来石の命はなんとか救ったものの、由布姫様から、勘助の心にぐさっと一刺しやられました。
「私は騙されませぬ。武田家の存念はその者の顔に表れておりまする。醜い悪鬼じゃ。」
晴信のような冗談ではありません。心の底から憎んでいる、そんな由布姫の恐ろしい表情でした。
勘助には裏切られ、ヒサには嫁に行かれ、傷心の平蔵君は今後どうなる?!

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April 08, 2007
選挙で45分繰り上がった『風林火山』。危うく見逃すところでした。
さて、いつの間にかすっかり仲良しになった晴信と勘助。
諏訪が盟約を破り関東管領と和議を結んだため、重臣達は即諏訪攻めだとヒートアップしています。そんな中、今は動かず機をみて攻めるのがいい、諏訪勢を謀略で二分させる、戦わずして勝つと述べる勘助。晴信も賛同します。納得のいかない信繁や重臣達、出家した大井夫人に晴信の考えを聞きだしてほしいと訴えに行きますが、ここで頼りになるのは板垣大先生。晴信の真意を丁寧に説明するのでした。
その頃、勘助と晴信は仲良く温泉に浸かっていました。
「(孫子の)どこが気に入った?」と晴信に聞かれ、思わず誤解して「(晴信様の)目にございます」と答える勘助。晴信に「ばーか」と言われて誤解に気づき勘助は赤くなります、って『風林火山』はこういうネタがお好きなような。
「兵は詭道なり」ではないもの、と言われて、勘助から出てきたのが、
疾きこと風の如く
徐なること林の如く
侵掠すること火の如く
動かざること山の如し
きましたタイトル、風林火山!
強く共感する晴信。
これが新しい甲斐の旗印になるのですから、勘助の感動はどれほどのものだったでしょうか。
その他気になる点としては、
真田の地を取り返すことができなかった真田夫妻の今後。
身分の差が障壁となっているヒサと平蔵の恋の行方。
「禰々様の命は救えても心は救えない・・・」三条夫人の鋭い言葉にもう耳をかさない晴信、この二人の仲。
由布姫を見た時の勘助の表情。
そうそう、御神渡りは一度見てみたいものです。
寒そうですけれどね。
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April 01, 2007
武田家へ仕官したとはいえ、歓迎されていない男、山本勘助。
まずは家臣団との対決です。
「ここは戦場ではない」と館での勝負を延期させた勘助。翌日、寒々とした池の辺で勝負をすると思いきや、「死角に回られては自分が不利」と、鬼美濃に戦場ではなく船上での試合を申し出ました。勘助の口車に乗ってしまった鬼美濃。源吾郎の漕ぐ舟で池の真ん中に浮かべられた舟へ向かう二人(雪景色に小舟という舞台設定が美しい)。勘助が無人の舟に移ったと同時に、切りかかる鬼美濃。勘助は鬼美濃の剣を避け、池の水しぶきで鬼美濃の目をくらませて、舟に穴を開けて源吾郎の舟に飛び移ります。実は泳げなかった鬼美濃。沈みかかる舟上で負けを認めたのでした。
この勝負を許した晴信の意図を、自分が騙り者ではないことを家臣団に示せということだと理解した勘助は、舟の上から「兵は詭道なりっ!」と高らかに演説したのでした。
ちょうど同じ時期、晴信の次男が疱瘡にかかり失明してしまいます。たまたま勘助を見かけた三条夫人は、勘助の左目が疱瘡によって失明したことを聞き、次郎君の失明は勘助が原因であるかのように忌み嫌ったのでした。
次郎君の失明と勘助の登用とが偶然にも重なっただけなのに、このこと(と信虎追放もあるようですが)でラブラブだった晴信と三条夫人の間に見えない亀裂が入ったようで切ないです。
三条夫人の態度に傷ついた様子の勘助でしたが、与えられた屋敷に帰れば、タキチ家族がお出迎え。明るく楽しいタキチ家族に、勘助の気持ちも楽になるのでした。愛情とか信頼とかそういう温かい関係に飢えている勘助にとって、タキチ家族は救いとなるのでしょう。
関東管領・上杉家が甲斐・信濃攻めを決めたよう。真田幸隆は、諏訪殿は、そして由布姫の運命は!
といったところで、来週へ続くのでした。
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March 25, 2007
「勘助仕官」と言っても、晴れやかな仕官ではありませんでした。
大任を果たしたもののまだ荒れ寺に住んでいる勘助。そこへ金をたかりに青木大膳がやってきます。狸と狐の化かし合い。お互いに相手を利用しようと企んでいるようです。勘助の板垣襲撃計画にのった青木。夜道で板垣を襲った青木は、板垣の供を切り捨てます。そこへ「助太刀いたす」と現れる勘助。どう見ても怪しいタイミングです。そもそも板垣先生は強いですから、勘助の助太刀なんていりませんから。刃を交えながら薮の中へ入る勘助と青木。勘助を斬って仕官するつもりだと本性を現した青木を、勘助は斬ります。えーーーっ!青木大膳、ここまででしたか。
小細工をしてまで武田家に仕えたいという勘助に怒る板垣。しかし、晴信が助けた命と言われれば、その場で勘助を切り捨てる訳にもいかず、晴信にこの話を伝えます。板垣を怒らせて自分の思いを晴信に伝えさせた、その策士振りを褒める晴信。駒井じゃありませんが、私もいささかお考えが過ぎると思いました。しかし晴信、「使いこなしてみたいものじゃ」と勘助を召抱える気満々です。
着物を与え、知行二百貫を与え、さらには「晴」の一字も与えてしまう晴信。重臣達は内心(やっぱりこの殿はウツケか?)と思っているのではないでしょうか。甘利は勘助をやっつけるべく、帰路についた勘助を呼び戻し、侍達で囲んだのでした。晴信、板垣もいる前で、鬼美濃と真剣で戦うことになった勘助。どうなるのでしょう。
「刀では人の心は斬れぬ。」晴信から与えられた着物を見た時の勘助の本当に嬉しそうな顔が、とても切なかったです。
誰が一番の策士か、狸か。
世界フィギュアで気もそぞろなので今宵はここまで。
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March 18, 2007
前半はまどろっこしかったですが、後半10分からのラストスパートに「う~ん…」と唸らされてしまいました。
前半のポイント其の一
晴信、信繁・諸角(・小山田)を力ではなく心で説得する。
でも、信繁が涙ぐみながら「晴れて堂々と兄上の命に従いとう存じます」と言い、家臣達も涙ぐんでいるシーンはイマイチ納得いかなかったです。本当かい、信繁?みたいな…
前半のポイント其の二
今川家で信虎を加えて連歌の会が催される。
「晴れし心に戻る甲斐なし」
こういう歌を詠む今川の人々、底意地悪いですね。
前半のポイント其の三
青木大膳、現れる。
久々の登場の青木大膳。信虎を斬る気満々です。
そしていよいよ、信虎が追放される瞬間となるのです。
国境の門に到着した信虎。盾を構えた兵が門の前に立ちふさがり、門の上からは矢先を向けられ、信虎は何事が起きたのか事態を把握できません。信虎が連れていた供がわらわらと門の中に入った後、門の上に晴信、信繁、板垣、甘利ら、息子と信虎の字を貰った重臣達が並びます。
「晴信、信繁、これはいかなることじゃ」と問う信虎に、晴信は「父上には駿府でご隠居いただきます」と告げます。「たわけっ。板垣、甘利、いかがしたのじゃ」目を大きく見開き、瞬きせずに息子と家臣の名を呼ぶ信虎。この辺りから仲代信虎は神掛かってきます。
「晴れし心に戻る甲斐なし。」
自分の身に起きたことを理解し肩を落とす信虎のもとに、お迎えの勘助達が現れます。信虎を馬に乗せ、歩き出した後姿を見つめる勘助、今川家から貰った眼帯をミツの眼帯に付け替えます。「勘助、殺すつもりか?」信虎の背中を睨みながら、馬を進める勘助。しかし当然信虎、その尋常でない殺気を感じていました。
「ぬし、なんぞこのわしに怨みでもあるのか?」
問いかけていきなり馬を駆けさせた信虎、後を追う勘助。広い草原でくるりと向きを変えて信虎は勘助に斬りかかってきたのでした。信虎は見事に袖だけを切り、勘助を挑発します。怒りを表に現した勘助に、信虎は嬉しそうに笑いました。死を覚悟しての、最後のゲームを楽しもうとでもしているかのように。ミツの回想と、勘助と信虎の戦う場面が交互に展開します。そして、いよいよ、と思われた時にやってくれました青木大善!飛び出して信虎を斬りつけたのです。どさっと馬から落ちる信虎。勘助はあっけにとられると同時に、自制心を取り戻します。
ここからの仲代信虎が最高。
「わしを討ったところで甲斐は滅びぬ。
晴信がおる、晴信がおるのじゃ。
わしが育てたあのように猛々しい武将。
天下に号令をかけるのは我が武田家の嫡男、武田晴信じゃ。
覚えておけ、覚えておけよ。」
大井夫人や信繁の言っていたように、信虎は晴信の力量を分かっていたのです。そして恐れていたのでしょう。晴信が自分を追い越すという夢か不安かが現実となった今、ようやく武田家の嫡男として、自分の跡を継ぐ者として、晴信を認めることができたのでしょう。仲代さんの見事な演技に、かなりうるうるときたのでした。
来週ついに勘助は晴信に仕官ですか?!
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March 11, 2007
いろいろな人間の思惑が交錯する、それが戦国時代。
しかし予備知識の少ない私には、登場人物と情報量の多さにかなり疲れます。
大事なお使いの途中でグレていた勘助に出会ったデンベエ。晴信から義元への書状を運ぶなんて、デンベエ、偉くなったものです。続いて現れたのは井原。ただ荒れ寺で飲んだくれているだけなのに、主人公のもとには都合よく情報がもたらされるものですね。
駿河では、久々の雪斎、寿桂尼、髪が伸びて髷を結っている義元トリオが、晴信と信虎のどちらを預かるか思案しています。雪斎の助言もあり「話の分かる若輩の晴信に大恩を売る」方向で決めた義元。寿桂尼さまの「信虎と枕を並べるのは身の毛がよだつ」に雪斎の「枕を並べることはござりませぬぞ」のツッコミは笑えました。
甲斐では晴信の謀反の計画が水面下で着々と進んでいます。甘利達に計画を話す板垣。晴信の器を計りかねている二人に板垣は言いました。「我らが水になって晴信様という器を満たしてやればよい」と。つまり、まだ晴信という器は十分ではないということなのですね。さすが守役だからこそ言える台詞です。
ごそごそと動き始めた勘助、晴信が信虎を追放する計画を立ち聞きします。「タケダハルノブ」、勘助の目に光が戻りました。勘助、起動!
真田殿が城を捨てて落ちるエピソードはうるっときましたが、省略。
そしてついに、信虎が甲斐から追い出される時が来たのです。
義元からのお誘いの書状に、何の疑いも抱かなかった信虎はわずかな供を連れて駿河へ向かったのでした。今まで嫌なエロ爺だと思っていたものの、いざ追い出されるとなるとお気の毒です。ここまで武田家を大きくしてきたのは、やはり信虎なのでしょうから。諸行無常…あぁ、無情…。
最後に、信虎を迎えに行く役目は勘助にというオチ。
おあとがよろしいようで。
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March 04, 2007
晴信と板垣の絆に始まり、絆に終った今回。
前回平蔵が放った矢は勘助が押さえ、勘助は晴信と板垣のやりとりを屋根裏からこっそり窺います。海ノ口城を空けたまま帰るという晴信。父を喜ばせるために戦ったのではないと言っていましたが、今回は板垣に「そなたにだけ分かってもらえればいい」「そなたをこそ我が父と思うておる」と熱く語ります。このやりとりに勘助は何を感じたのか。そこへ再び平蔵が矢を放ち、隠れていることがバレてしまいました。一人、下へ降りる勘助。始まったばかりだというのに、もう山場です。板垣が勘助を斬ろうとするのを止めて、「このわしが成敗するっ」と唾を飛ばす晴信。こういう顔の武士、どこかの掛け軸か絵巻物で見たような、と思いつつ、さてどうなる勘助の運命。まぁ、ここで主役が討たれる訳はないのですが、晴信の抜いた刃は勘助の首の上で止まり、「偽軍師山本勘助が首、討ち取った」と宣言し、晴信一行は勝ち鬨を揚げて去っていったのでした。にやりと笑った千葉殿の「自ら地獄へ参れ」とのお言葉、意味深です。黒い兵の中に晴信の赤い鎧が目に鮮やかでした。
甲斐に戻った晴信一行。予想通り、信虎オヤジは晴信の行動が気に入りません。敵の援軍を恐れて帰ってきたのだと決めつけて、晴信を扇(?)で張り倒しました。しかし晴信も腹を据えた様子。信虎オヤジのお叱りをありがたく頂戴し、父上の教えだと言って孫子を説いたのです。去っていく晴信に呆然とする信虎。信虎に起きた感情は驚きか、怒りか、恐怖か。
さて、今回は熱い男のドラマだけではなく、花がありました。
まずは勘助と別れて行き倒れになっていた平蔵を拾うヒサ。私の好きな水川あさみちゃんです。晴信の妹、諏訪へ嫁ぐ禰々は桜井幸子さん、こちらも美女。そしてついに登場、ウワサの由布姫。三条夫人、大井夫人も登場して、風林火山初の華やかな雰囲気になりました。
絶好調なのはスケベ爺・信虎。由布姫の美しさにぼーっとして、さっそく人質=側室にくれ、と諏訪殿におねだり。パワハラどころではありません。絶対こんな上司、こんな親戚、欲しくありません。新年の祝いの席では、晴信に駿河へ行けと命じます。こんな親、欲しくありません。さらには寝所で大井夫人に抱きついて「恐ろしい女じゃ、なれどそこが愛しい」なんて言いながら、クルミをパチンッ。思わず、吹き出してしまいました。こんなダンナ、いりません。
こんな水害オヤジに、晴信もついに謀反を起こす宣言をしたのでした。
おい勘助、いつまでも呆けている場合じゃないよ。
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February 25, 2007
初陣に僅かの手勢で奇襲をかけて城を落とす、武田晴信やはりただのウツケではありませんでした。しかし、これだけ知略に長けているならば軍師・勘助はいらないのでは、と思ったりして。
とは言え、火を射掛けられた時に燃えないように城壁などに泥を塗らせたり、水の手を断とうと掘って来た武田軍をこちらからも掘って返り討ちにしたり、策士振りを発揮する勘助。櫓から見渡す姿は、もう軍師然としています。どの程度史実なのかは分かりませんが。
それにしても、ここまで城を守ったのに最後の最後で敗れるとは、これが本当の油断大敵なのか、それともそれだけ晴信が凄いのか。
そうそう、海ノ口城奇襲攻撃の際、敵兵に斬りかかられた亀ちゃん。舞うかのように刀に手をかけていざ抜くかと思いきや、相手の刀を受けて立ち回ったのはチバシンでした。いつ見られるのか亀ちゃんの殺陣。
温かくて人間的な平賀ファミリーが討たれ、すっきりしないので、今回の感想はここまで。
次回は、勘助討たれちゃう!?
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February 18, 2007
サブタイトルは晴信初陣ですが、初陣は来週なのでは?と軽くつっこみつつ。
一体勘助は誰に仕えているのか。
いや、誰に仕えている訳ではなく、状況に応じて与えられた役割をこなし、武田への復讐の機会を待っているだけなのか。
今川の者ではないかと嫌疑がかかった勘助ですが、北条氏康は見逃します。そして、親切にも酒を振舞い(飲まなかったけれど)自分の人生論を語って聞かせます。しかし、用心深い氏康は勘助の力量を感じつつも雇わずに間者として放免したのでした。
枝葉の部分ではありますが、深酒をしかねないから夜は酒を飲まないという氏康の言葉、感心しました。
山伏姿で信濃に入る勘助。そこで荒馬から振り落とされる平蔵を見つけます。この荒馬を止めたことから、なんとついに、勘助は真田幸隆にスカウトされるのです。武田への恨みも、その恨みを使いこなすことが肝要と言う幸隆。平蔵から勘助の話を聞いていたためか、人柄か、眼力か、あまり不信がることもなく勘助を雇ったのでした。
一方武田家では。
夕暮れ紅葉の落ち葉を拾う信虎。そこへ三条夫人が現れます。「息災であるか?寂しくはないか?」と言葉をかける信虎。いつになく穏やかで優しい口調です。反対に「オヤカタサマもお寂しいのではあらしゃりませぬか?」とずばっと返す三条夫人。
ここで三条夫人、山内千代になる!
信虎と晴信の不仲を修復しようと試みたのでした。三条夫人に語った信虎の、本当は自分の馬に乗って初陣する倅の姿を見たかったのだという言葉も、それはそれで本心であったのでしょうけれど、それが持続する信虎ではありません。三条夫人の話を疑ってみたものの、夫人の勧めに従いもう一度馬の所望をした晴信でしたが、案の定「妻を遣わしこのわしをたらしこんだつもりでおったろうが」と罵倒されて終ったのでした。
実は千代キャラなのか三条夫人。今後どう絡むのでしょうか。
今回は谷原義元の出番がなくて、ちょっと物足りない感じでした(笑)
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February 11, 2007
晴信に嫁が来て、ちょっぴり華やかだった今回の「風林火山」。
ですが、最初は暴君オヤジから始まります。花倉の乱の落ち武者、それを庇う者、皆殺しにせよと吠える信虎。それに従って小山田隊が前島邸に乗り込みます。なんとテリー・福島・伊藤は前島邸に匿われていたのです。しかし、小山田に見つかり斬られてしまいました。当然匿った前島は処分されることになるのですが、それを聞いた若殿・晴信はなんとオヤジ信虎に「父上にとっても甲斐の国にとっても益無きことにございまするぞっ!!」と言い放ちました。よし、頑張った!!
かなりキレかかっている信虎ですが、大事な政略結婚の道具。斬って捨てる訳にはいかないようで、晴信の発言は許したものの、前島家への処分は許さなかったのでした。
政略結婚で嫁いできたのは、一見ぽーっとしていますが芯は強そうな三条夫人。
「生きて帰らねばならぬと思うよすがにそなたにはなってもらいたい」
「そなたとつくる国は良い国にせねばのう」と晴信が語れば、
「若殿様、永久にお慕い申します」と応える三条夫人。いい雰囲気です。
オヤジ達が仕組んだ政略結婚でしたが、晴信は心の支えとなるパートナーと出会えたようでした。
一方、なかなか仕官が叶わない勘助。
還俗した今川義元に対面したものの、仕官は受け入れられません。浜辺でふて寝の最中に出会った青木大膳から、北条家に間者がいるとの情報を聞き出し、今度は北条家へ。ミツの仇・信虎を討つためならば、武田でも今川でも北条でもどこでも構わないのです。北条家に仕官が叶うかと思いきや、福島の息子・彦十郎が現れて「こいつは今川の家臣です」と今にも斬りかかる勢い。彦十郎からすれば親の仇同然ですから、当然です。
さて勘助はいつ武田家に仕官することになるのでしょうか。
それにしても、何度も何度も顔のことを言われて、私も悔しくなりました。
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February 04, 2007
うぉぉぉぉっ、かっこいいです!山本の兄じゃも、福島殿も。
お二方ともここでお亡くなりになってしまうとは、惜しい。
今宵の男のドラマは熱くて、かっこよくて、泣きました。
信虎が援軍を出さないと分かった花倉城方。(たぶん)大将の玄広恵探はプッツンときて、軍議の席を外します。武田と内通していたのは自分の弟だった、と告白する山本の兄じゃ。しかし、福島は山本の兄じゃの肩を叩いて言います。
「裏切ったのは武田だ。そなたじゃなくて良かった。」
かっこいいぞ、テリー伊藤!
花倉城から脱出する玄広恵探と福島。そこへ勘助が立ちはだかります。
ここでタイミング良すぎとツッコミを入れさせないのが今年の大河「風林火山」。少し前に母親が身を挺して命を助けた福島の息子・彦十郎が父をかばったと思ったら、
「彦十郎殿、お逃げくださいっ」
山本の兄じゃ、登場です。
太鼓の音が不気味に轟く中、勘助と兄じゃの兄弟対決となるのです。この場面が、またかっこいい。(ちょっとスター・ウォーズを思い出したのは私だけ?)
しかし兄弟対決は長く続きません。
「強くなったな、源助」
と声をかけ、兄じゃは刀を落とすのです。
「もう良い、もうしまいじゃ。そなたが山本家を継げばよい」と冑を脱ぐ兄じゃ。
「お逃げくだされ」と訴える勘助。
しかし兄じゃの覚悟は変わりません。
「さように甘き了見でどうする」と兄らしい説教をして勘助に介錯を頼み、自刃するのでした。
「ミツ、花は摘まぬぞ。わしが斬ったのは余人にあらず、己じゃ。」
と、これは後半10分くらいの話で、前半も面白かったのですが長くなるのでこのくらいに。
谷原章介・梅岳承芳の妖僧姿にけっこうドキドキだったのですが、次回から僧形ではなくなるのでしょうか。ちょっと残念です。
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January 28, 2007
今年の大河はチョット違う。
主人公・勘助の恋人・ミツが、武田のオヤカタサマに殺されます。ここでお涙頂戴の昼ドラに走らない、「風林火山」は硬派です。泣く暇もないうちに、チバシン板垣と内野勘助が刀を交えるシーンがあり、おぉっ!カッコイイと思ってしまいました。しかしもちろん大河ドラマ、ポイントは押さえています。あっさりと描きつつも、ミツの墓前での平蔵と勘助の会話や、闇の中の花畑で勘助がミツを思い出し涙を流す場面でぐぐっと泣かされたのでした。
そして、勘助と晴信の運命の出会い。ですが、「怨みではこの武田は討てぬぞ」「大望がなければ恨みを晴らしたとて何になる」と若造の晴信に言われて勘助はだいぶムカついたようです。今のところ私も、晴信より守役の板垣に人間的な魅力を感じます。何がどうなって、勘助は晴信の”影を負う者”となるのでしょうか。
個人的には、「おみゃあが武田を討ったら、甲斐に戻ってくるだよ。おみゃあのために米を作るだよ」と勘助に告げ、ちゃっかり摩利支天を持って村を離れた平蔵が、後にどう絡むのかが楽しみ。
誰が敵で誰が味方か、誰が生き残り誰が消えるのか、一回でも見逃したら訳が分からなくなりそうです。
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January 21, 2007
あのような終り方をされると、頭が真っ白になり何も書けなくなるのですが。
気持ちを切り替えて、
ミツのもとに戻ってきた勘助(本人はそうは言いませんでしたが)。
「なんで甲斐へ戻ってきただ?」と問われると「武田家へ仕官したい。」
おいっ、仕官できればどこでもいいのか!と誰もがツッコミます。
前回武田側の武将を斬っていますから、そう簡単に仕官できるはずはなく、ミツの家でだらだらと過ごす勘助。しかし、ミツとの生活の中で穏やかな気持ちになってきたのでしょう、畑仕事を始めるのでした。そんな勘助にミツは藁で眼帯をこしらえてあげます。嬉しそうに笑う勘助。束の間の穏やかな日々。
武田家は相変わらず不穏な空気です。信虎が信濃攻めを決める一方、嫡子・晴信は父・信虎に憎まれないようにウツケを演じています。その様子に心を痛めた守役の板垣は、晴信が執心の歌を二十日間で学び、晴信の心を開かせるのでした。言葉を交わさなくても感じる父子の気ゆえか、信虎は荒馬が襲ってくる夢を見ます。赤紫の光が刺す板戸を一枚一枚開けていくと、不動明王が現れ、面が割れると真っ向から信虎めがけて弓を射る晴信。信虎の不安の表れか、夢のお告げか。
穏やかな日々の終焉が近づいてきているよう。福島の使者として武田を訪ねた兄の姿に、戦の匂いを感じる勘助です。夜更け、箱庭に山城を築く勘助を見て、ミツは尋ねます。
「勘助、ここにいていいだか?うらといて、ここにいて満足きゃ?」
自分は15年諸国を巡り人を斬ってきたが、本当の戦はしていない。戦とは己の国を、一族を守るためにするものだからと、答える勘助。そして、
「そなたはわしの城じゃ。やっと見つけたのじゃ、わしの戦を。」
勘助は初めて守るべきものを、自分の居場所を見つけたのです。
それなのに。
人を狙っているのだから、誰か止めてください。
(→文頭へ。)
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January 14, 2007
登場人物は多いし、情報はぎっしりだし、少しも目を離せない第2回でした。
勘助に関するナゾが大分明らかになりました。自分のためのおさらい。
①勘助は山本家の次男だったこと、足も目も悪かったことから親に出家しろと言われたが拒み、見かねた子どものいない大林勘左衛門が養子としてもらったらしい。(しかし、足と目の悪い理由はよく分からず。)
②大林家で元服したものの仕官が叶わず、武者修行の旅に出た。
③旅に出ている間に、養父母の間に実子が生まれ、勘助は”厄介者”となった。
④大林の名を捨て山本姓に戻り、実家へ帰ろうとする勘助。しかし、実父母は亡くなり、実の兄は勘助が仕官したがっていることを快く思っていなかった。
そして、雨の降る竹林で、勘助は刺客に襲われるのでした。刺客の一人の覆面を切れば、それは兄。
「兄じゃ・・・」
「駿河を出ろ。駿河から出て行くのだ、よいなっ。」
帰る場所の無くなった勘助は、再び放浪の旅に出たのかと思いきや、心安らぐ場所を求めてか、意識的にか無意識にかミツの元に戻って来たのです。が、ここも安住の地ではないようで。一方、武田家の家督についても大きく波風が立っているようで。次回も楽しみです。
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January 07, 2007
これぞ戦国!これぞ大河!
ここ数年の軟派な大河ドラマを蹴散らすように雄々しく始まりました、『風林火山』。
戦国時代については、地元東北とメジャーな織田信長、豊臣秀吉、徳川家康あたりしか分からないので、武田、今川、北条の位置関係、力関係など勉強できそうです。
それにしても、内野聖陽氏の鍛えられた肉体の素晴らしいこと。さすが30代後半、男盛りです。馬上から弓を射るシーンもしびれちゃいました。
貫地谷しほりちゃんのミツも、上手い。
「勘助、戦で人を殺した時は、こうして花を摘んだと思えばいいずら。この花は人の暗ぇ心にもまた咲くずら。」
「勘助、待ってるじゃ。地獄で待ってるじゃに・・・」
第一回目から、なかなか胸にぐっときます。
ところで、訛りはどのくらい正確なのでしょうか。東北人なので、あの辺りの訛りは、耳に新しい響きでした。
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